ニッセングループ 黒字化へめどつける
ニッセンホールディングス 代表取締役社長の脇田珠樹氏は3月1日付けで、親会社であるセブン&アイ・ホールディングス 経営推進部 シニアオフィサーに就任する。脇田氏は、2016年にニッセンHDの社長に就任。ゼロベースでの経営全体の選択と集中を掲げて、総合カタログ通販型の事業構造からECをメインにしたファブレス型のビジネスモデルへの切り替えを進めるなど、グループ事業構造の大胆な見直しで150億円の営業赤字から黒字化へのめどを付けた。
3月からは、親会社であるセブン&アイHDの経営推進部にて、グループ全体の経営企画業務などに当たる。今回の就任にあたり、脇田氏は次のようにコメントを寄せた。
「今までのビジネスキャリアで培ってきた全ての経験・知見を活かして新たなミッションに取り組むことで、グループ全体の企業価値向上に貢献していきたいと考えています」
脇田珠樹氏 経歴
双日、GEを経て、2003年にニッセン入社。主に経営企画、マーケティング、広報、IR、ベンチャー投資などの担当役員を経て、2016年にニッセンホールディングス代表取締役社長に就任。1972年奈良県明日香村生まれ。