WBCで優勝した日本代表チームの要素がI-neと三井住友カードにも
最後に、「これからの組織や人材育成について」というテーマでディスカッションがありました。2023年3月に行われたWBCにおいて「日本代表チームが、なぜ優勝できたのかと絡めてお答えください」というタイムリーなお題を藤原氏が、伊藤氏と佐々木氏に話を振りました。
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藤原 尚也 氏
伊藤 チームとして「必ず世界一を取る」と言うことを掲げて、実際に本気で勝つために、大谷選手やダルビッシュ選手など、日本球界の主力を招集をした栗山監督が勝因であり、共感します。
I-neも「2028年までに絶対、日本で一番のダイレクトマーケター組織になる」という目標を掲げ、それに紐づく組織構造や教育プログラムを実装してきました。やはり、改めてチームとしてのミッションを掲げることがとても重要であると感じます。
佐々木 私は、参加するメンバーの意識や目的が明確であり「自分の果たすべき役割がわかっていたこと」が優勝した要因だったのではないかと思います。そして、周東選手の足の速さや村上選手のここぞというときの勝負強さなど、個々の長所を最大限理解し、活かすための組織運営をしている点も優れていると感じました。
I-neのミッション浸透とミッションに必要なスキルやマインドの具現化。三井住友カードの個々の強みを生かしたアジャイル型組織。両社は、まさにWBCで日本代表が優勝した理由が散りばめられた組織であると感じました。
今回の両社のような先進的な取り組みを、すべて実行することは難しいかもしれませんが、一部からでも取り組んでみると間違いなく組織運営がレベルアップすると思います。ぜひ参考にしてみてください。
それでは、次回レポートもお楽しみに。
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