「シンガタ佐々木宏と語る、働き方改革」アドバタイジングウィークアジアの見所を松田康利さんが紹介

ハードワーカーとして有名な佐々木宏さんも登壇、小室さんと対決？

——今回のセッションには、シンガタの佐々木宏さんも登壇されますね。佐々木さんは、ハードワーカーとして業界内でも有名です。小室さんと佐々木さんの対決になるということでしょうか。

 そうですね、議論が紛糾するところもあると思います。シンガタ時代には佐々木さんから「死んだらいくらでも休めるのに、明日休みとるの？」とか言われていました。一番いいコミュニケーションについて、佐々木さんは誰よりも深く広く考え抜くから、プレゼンの時に圧倒的な説得力を持ち、いいキャンペーンをつくれるんだと思います。でも、当時からつまらない時間を誰よりも嫌っていたし、インプットを重視していたので、今、働き方改革をどう考えていらっしゃるか聞くのが楽しみです。

 また、小室さん、佐々木さんに加えて、JR東日本企画で人事を担当し、現在は人事コンサルタントとして活躍している小西元紀さんにも登壇していただきます。彼は、広告会社の働き方改革の事例をたくさんご存知なので、人事のプロという視点から話をしてもらおうと思っています。



——具体的な中身については、当日のセッションを楽しみにしたいと思います。最後に、アドバタイジングウィークアジア全体の見所について、教えてください。

 私は現在、学生の「広告離れ」に危機感を持っています。かつては、広告会社などに入社していたような人がコンサルティング業界や、IT業界、ゲーム業界、ベンチャー業界などに入るようになっています。

 今回のアドバタイジングウィークで学生をテーマにしたセッションも担当しています。アドバタイジングウィークを通じて、学生はじめ世の中全体に対しても、「広告業界が面白い場所」だと伝えられればと思っています。

 そう言えば、観光庁長官に登壇してもらうセッションもあるんですよ。オリンピックも近いですし、海外からの観光客が急増しています。そうした中で「日本の魅力をどうプレゼンするか」というセッションもオススメです。
 

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