TOP PLAYER INTERVIEW

「エンジェル投資は止める、ビットコインと再生医療で未来に挑む」日広(現 GMO NIKKO)創業者・加藤順彦

再生医療テクノロジーが医療を変える


 もう一つ注目しているのは、再生医療です。日本で再生医療と言えば「iPS細胞」が連想されますが、私が注目しているのは「間葉系幹細胞」です。

 間葉系幹細胞は、iPS細胞と違ってDNAの操作を必要とせず、人間の細胞から培養します。私は、この間葉系幹細胞が今後の再生医療の中心になると考えています。

 癌などの人体に悪影響を与える細胞を切り取ることが「20世紀の医療」でした。しかし、未来の医療は、新しい細胞を入れることで、悪い細胞を死滅させたり、細胞同士を戦わせて人体に良い影響を与える細胞を優勢な状態に持っていったりすることになるでしょう。ただ間葉系幹細胞の研究や商用利用は、日本よりもロシアやマレーシアの方が遥かに進んでいるように感じます。

 来年以降の私自身は、家業で取り組む新事業を主軸として、これまで同様に東南アジアを中心に世界を回りながら、自分が投資してきた会社の行く末を見守っていきたいと思っています。

他の連載記事:
TOP PLAYER INTERVIEW の記事一覧

マーケターに役立つ最新情報をお知らせ

メールメールマガジン登録