新着ニュース

「ハリー・ポッター:魔法同盟」ついに配信開始、国内初スポンサーはソフトバンク

人気映画をゲーム化、日本でも配信開始


 「ポケモンGO」や「イングレス」などを提供するナイアンティックと、大手映画会社のワーナー ブラザーズ ジャパンは2日、スマートフォンゲーム「ハリー・ポッター:魔法同盟」の配信を開始した。同ゲームは、人気映画『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』のキャラクターを活かしてゲーム化したもの。6月21日に米国や英国などで配信開始され、日本でも間近とされていた。また、国内スポンサー企業の第一号は、ソフトバンクになる。
 
PORTKEY GAMES, WIZARDING WORLD, HARRY POTTER: WIZARDS UNITE, characters, names and related indicia © and ™ Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights © J.K. Rowling. ©Niantic, Inc. All Rights Reserved (s19)

 ゲームのストーリーは、魔法界を襲った大災厄を調査し、それを食い止めるためにプレイヤーが魔法省と国際魔法使い連盟により設立された国際機密保持法特別部隊の新入隊員になるという設定。冒険を進めると、地図上に「ファウンダブル」と呼ばれる魔法の秘密のありかを指し示す痕跡を見つけることができ、それらを魔法界に送り戻すことがプレイヤーのミッションになる。

 プレイヤーは、得られるスキルや能力が異なる職業を「闇祓い」「魔法動物学者」「教授」の3つから選び、それぞれ異なる職業のプレイヤーと協力し合うことがゲームを進める鍵になる。
 
PORTKEY GAMES, WIZARDING WORLD, HARRY POTTER: WIZARDS UNITE, characters, names and related indicia © and ™ Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights © J.K. Rowling. ©Niantic, Inc. All Rights Reserved (s19)

ナイアンティック足立氏「日本は完成度に対する期待レベルが高く、また大切な市場」


 同ゲームの国内スポンサー企業の第一号は、ソフトバンクと発表された。これにより、全国約3300 店のソフトバンクショップとワイモバイルショップがゲーム内の重要施設である「宿屋」または「砦」になる。同社は、これまでもナイアンティックが提供する「イングレス」や「ポケモンGO」のスポンサーを務めてきた。「最初の」と発表されていることから、スポンサー企業は今後も増えていくと予想される。

 今回の日本での配信開始に対して、ナイアンティック アジアパシフィック シニアディレクターの足立光氏は、次のようにコメントを寄せた。

 「最新の地図情報とAR技術を駆使して、『ハリー・ポッター』の世界を忠実に再現し、誰もが体験できる、全く新しいエンターテインメントです。『ハリー・ポッター』のファンの皆さまはもちろん、より広い範囲の方々に、お楽しみいただければと思います。パートナー(スポンサー)企業の皆さまとは、当社と一緒にプレイヤーの皆さまに対して、より楽しいサービスを提供していく予定です。今後の展開にご期待ください」

 また、他国と比べて配信開始が遅かった理由については、「日本はプレイヤーの皆さまの完成度に対する期待レベルが高く、またとても大切な市場なため、日本語化やサーバーのキャパシティも含めて、完全な準備を整えていました」と語った。

 さらに、「これまで当社が提供してきたサービスと同様に、プレイヤーの皆さまが外に出て新しい探索をし、適度な運動を行い、新しい仲間を見つけることで、経済の活性化にもつながれば」と期待を述べた。

マーケターに役立つ最新情報をお知らせ

メールメールマガジン登録