TOP PLAYER INTERVIEW

シナジーマーケティング 谷井等氏が語る 経営への復帰、ヤフーからの独立

経営者としての強みは、「突拍子もないこと」


——谷井さんの経営者として強みは、どこにあるとお考えですか。

 ひとつは、「突拍子もないこと」を考えられることだと思います。シナジーマーケティングの創業もそうですし、クライアントを増やすために、いろんなマーケティング施策を考えられると思っています。

 ふたつ目は、人を見抜く力。「この人はどんな人なんだろう」、「この人とはどのようにコミュニケーションをとればいいのだろうか」と考える力があると思います。

 あとは、人に嫌われないことでしょうか(笑)。悪い噂は、いい噂の10倍広まると言われていますよね。嫌われて良いことは、何もないと思います。



——どうやって、その力を身につけたのでしょうか。

 何か努力したわけではないですね。もともと新しいことを考えるのが好きでしたし、子どもの頃から新しいゲームを考えて、友だちを巻き込むタイプだったと思います。

——最後に今後、シナジーマーケティングをどのような会社にしていきたいのかお考えを教えてください。

 先日、全社集会で話したことですが、企業において大事なのは、まずは雇用を守ること。そして雇用とは、安心、安定のことだと考えています。

 私は繁華街を歩いている人たちを眺めて、その人たちが何を求めているのだろうと考えることがあります。私の感覚では100人いたら、そのうち95人は安定を求めていると思いました。

 一般的にベンチャー企業にとって、安定志向の人はよくないと思われています。ただ私は安定志向でありながら、優秀な人も多くいると思います。そうした人も巻き込んでいった方が会社としてサスティナブルだと考えています。

 もちろんペイフォワードとしては、アグレッシブな戦略を打ち出して、引き続き新しいことに挑戦していきます。ただ、その上でもベースとなる雇用は、安定させていきたいのです。この宣言は、社員からとても好意的に受け止められました。そうした最高の会社としてのあり方とは何か、しっかり考えていきたいと思っています。



 
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