塾長対談 #02

2人が優れたビジネスパーソンになれたのは、「冷めた子ども」だったから? 【足立光×伊東正明 対談】

二人の塾長が「学んでほしい」と思っていること

――お二人は、ご自身にトレーニングとして課していることはありますか。

足立 一緒にいて心地の良い人や、馴染みの人と「だけ」で遊ばないように意識しています。馴染みの人に新しい人を連れてきてもらったりすることで、新たな出会いを増やしたりしています。そのお陰で普段は出会わないような人と話ができて、面白いと思った経験は数えきれないほどです。

伊東 僕は友だちが少ないので、足立さんの話を聞いて反省しきりです。おっしゃる通り、新しい人に出会わないと、新しい視点は生まれないんですよね。それをサボっていたなと痛感しました。

でも、僕はさっきお話ししたようにアンテナを常に張っているタイプ。だから、人よりもいろいろなものを見ている気がします。単純に興味が湧くので、そのまま通過することに耐えられないだけなんですけど(笑)。

――最後に「足立光の無双塾」と「伊東塾」それぞれで、何を学んでもらいたいと考えているのか、お聞きしたいと思います。

足立 「無双塾」では、僕が何かを教えるというよりも、メンバー全体で学び合う、または教え合うような空間がいいなと思っています。マーケティングの話も僕はほとんどしていませんでしたが、最近はマーケティングの戦略を学びたいと参加してくる人が多いので、時々は話に入れていこうと思っているところです。
 
「足立光の無双塾」ビジネス・プライベートで勝つ方法を伝授
・9月ゲスト ヤフー 伊東羊一氏
・10月ゲスト スマートニュース マーケティング戦略顧問 西口一希氏
詳細は、こちら

伊東 マーケターだからといって、マーケティングばかり学んでいては視点が狭まりますよね。いろいろなアイデアを出す過程で、一定のロジックで相手のことを考えるのは何でも同じ。実は、その訓練をしている方がいいんじゃないかとも思います。

「伊東塾」も参加者同士や僕との対話の機会を増やさないといけないなと思っています。会社の偉い人や年齢が上の人から学ぶというだけでは、発想が狭くなってしまう。僕は部下からも多くを学びます。だからお互いに学びあえるという状況をつくりたいですね。
 
「伊東塾 東京・大阪開催が決定」
勝つためのマーケティングの原理原則を伝授
詳細は、こちら



 
他の連載記事:
塾長対談 の記事一覧

マーケターに役立つ最新情報をお知らせ

メールメールマガジン登録