社会課題×クリエイティブ×PRのススメ #01
Oisixの急成長を支えるコミュニケーション戦略 「社会課題×クリエイティブ×PR」のススメ
社内で見かける光景も企画の発端になった
まず、この企画は「クレヨンしんちゃん」というアニメ全体とコラボレーションするというよりも、しんちゃんのお母さんである「みさえさん」の暮らしをOisixがサポートできるのでは?という思いが企画の火種になっています。
クリエイティブでも使わせていただいた「みさえさんが3分間で家事や子育てを全てこなす」という動画がTwitterで定期的にバズっているのを以前から見ていて、とても気になっていたんです。この3分間の中にOisixが解決できる課題がたくさん詰まってるなあ、と。
家族の誰よりも朝早く起きて、全員の朝食の用意をして、全員を起こして、子どもたちの身支度をして、料理の片づけ・・・を平日の朝の短時間でこなしている、しかも毎日・・・。
ですよ、旦那さん!
自分自身、子どもが今2歳で、働きながら子育てをしている奥さんを見ていると、これは大変だな…と、そういうことを日々感じる状況にいたので、この動画がバズっているのを見たとき、「これは世の中の人が共感していることなんだ」と思ったんです。
また、当たり前のように、見慣れてしまっている社内の風景があります。夕方16:30頃になると、ママ社員がお迎えのために、自分の目の前を”タタタッター”と走って帰っていくんです。
こんな姿を会社や我が家でいつも見ているからこそ、「#拝啓野原みさえ様」というアイデアが見つかり、「クレヨンしんちゃん」とのコラボレーションの実施に至ったわけです。
つまり、この企画はキャラクターやアニメありきで考えたのではなく、自分たちのサービスを必要としている人の課題を見つけた結果、コラボレーションという形をとったということです。