ほろ酔いマーケティング談義 Tipsy Tips for Marketers #07

それ、あなたの会社の本当の姿ですか? 中国 NBA騒動が突き付ける、本質を貫くことの難しさ

ブランドの「人格」や「覚悟」が問われている


 香港問題を巡る中国政府とアメリカ企業、アメリカ政府、ニュースメディア、人々のソーシャルメディアでの反応を見ていると、今日における企業活動の難しさを実感します。それでもなお、我々はこうした現実から逃げるのではなく向き合う必要があります。

 しかしながら、ブランドの人格や覚悟が問われている一方で、営利を追いかけるビジネスとしての現実的かつ具体的な判断をしていかなければならない。

 その判断基準は、どこに置くべきなのか?それこそがブランドが、企業が、自ら規定する「存在意義」の根幹なわけですが、私の中にも、明確な正解を持ち合わせているわけではありません。

 自分たちのブランドの存在意義とは、目的とは何なのか、あらためて自問するところから始めたいと思います。

 最後に、今回私が紹介するのは「キングオブカクテル」とも称される「グレイグースマティーニ」です。
 
材料
グレイグース 50ml
ノイリー・プラット・ドライ 10ml
オレンジ・ビターズ 1dash
レモンピール 1片

作り方
レモンピール以外の材料すべてを30秒間ゆっくりと丹念にステアし、良く冷えたマティーニグラスに注ぎ、最後にレモンピールを飾り付けて完成。

 自分たちのブランドの本質とは何か、存在意義とは何か、そんな根源的な問いに向き合う際に最適のカクテルです。ぜひこれはお気に入りのバーでプロのバーテンダーに注文してみてください。

Enjoy Cocktail!  Enjoy Life!!
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