ほろ酔いマーケティング談義 Tipsy Tips for Marketers #08

EC販売前年比360%でただ今絶好調。寒い冬にモヒートを売る方法

ホットラムカクテルが話題になると冷たいモヒートが売れ出す


 下のグラフはソーシャルリスニングツール上での「モヒート」の出現数の推移を時系列でグラフ化したものです。 



 我われがホットラムのキャンペーンを開始した12月上旬から「モヒート」の出現数が増えています。さらにモヒートをメンションしている個別の投稿を見てみると、ホットモヒートの投稿もありますが、それ以上にオールシーズン向けの通常のモヒートの投稿が増えていることがわかります。 

 ホットラムのプロモーションをすることで、ラム、あるいはモヒートが冬のドリンクとしての選択候補の中に入り、その結果としては屋外ではなく室内で消費される際の最終オーダーとしてはコールドドリンクとして指名される、という一連のサイクルが見えてきます。
 
 「ホットカクテルをプロモートしても市場サイズが小さすぎて意味を持たないのではないか」そんな疑問の声も当初社内でもありました。しかし、ホットカクテルはあくまでもパーセプションチェンジのきっかけ、呼び水であり、通常のモヒートやラムコークの消費へとつなげることで、ビジネスとしての投資に見合う市場規模が狙えることをご理解いただければと思います。 

 今回の施策を簡単にまとめると「冬にも実はこの商品はいいんだ、というメッセージを伝えたい別ジャンルの仲間を見つけて連動をはかる」「インフルエンサーの自然なライフスタイルの中でのブランド体験をシェアしてもらう」「最終コンバージョンの発生するECサイトまで共通キーメッセージをきちんと配置する」といったことになります。「当たり前のことばかりだなぁ」という感想が聞こえてきそうですが「当たり前のことをきっちりやりきる」ということが、自戒を込めてですが案外出来ていないことが多いものです。

 最後に、今度の週末、キャンプ場で、あるいはご自宅のベランダでお試しいただきたい、ホットモヒートの作り方をご紹介します。
  
バカルディ ホットモヒート



特徴:ミントとライムが爽やかなモヒートのレシピをホットカクテルとしてアレンジ。 湯気とともに立ち昇るミントとライムの心地よい香りと、ほどよい甘味と酸味が共存する冬の新定番カクテルです。 

材料 :
  • バカルディ スペリオール 30~45ml
  • スペアミントの葉 12枚くらい
  • ライム 1/4個
  • 砂糖(シロップ) 3~4tsp
  • お湯 適量

作り方 :耐熱グラスにミントの葉、ライム、砂糖(またはシロップ)、バカルディ スペリオールを注ぐ。お湯を適量注ぎ、(目安はバカルディ 1:お湯 3)軽くステアする。

 2月4日から11日に今年も開催されるさっぽろ雪まつり。バカルディではこの冬の伝統行事に今年も出店します。雪まつりバカルディブースでは、「ホットモヒート」「ホットバタードラム」「ホットラムチャイ」をお楽しみいただけます。ぜひお運びください。 



Enjoy Cocktail! Enjoy Life! 
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