アフターコロナ:マーケティングは、どう変わるのか? #09

ニューノーマル時代を切り開く、5つの行動指針 【菅恭一】

前回の記事:
リモートワーク中心の時代が到来しても、生き残れるマーケターの条件【今西 陽介】
  緊急事態宣言が解除されましたが、多くの企業が予測できない近い将来に向けて暗中模索の状態にあります。これは、私が経営しているベストインクラスプロデューサーズ(BICP)も同じです。

 BICPでは世間一般より少しだけ早く、2月中旬より従業員の在宅勤務推奨を開始しました。以降3カ月間、行動が制限される中でどのようにニューノーマルと言われる時代を予測して、適応したサービスを提供するか、試行錯誤の日々を続けてきました。

 いまでも、将来を正確に言い当てることはできませんが、それでも動き続けるしかありません。本稿では、不透明ながら少しでも確度を高めようと、私なりに拠り所にしている行動指針についてご紹介してみます。マーケティング支援会社の目線が多分に含まれていると思いますが、その点ご容赦いただけますと幸いです。
 

指針①:既知の繋がりを大切にする


 いま、多くのマーケティング支援企業がウェビナーを開催しています。ソーシャルメディア上にはウェビナーの告知が氾濫し、何を選んだら良いのかがわかりません。既にコモディティ化の様相です。

 これは、特にBtoB企業にとっては新たなリード獲得手法として注目を集めていますし、これからの主力な営業手法のひとつになることは間違いありませんが、一歩立ち止まって考えたいことがあります。新規リードの獲得は、これまでのビジネスの継続を前提にしていることが多いということです。

 ニューノーマルと言われる時代では、恐らく、これまでのビジネスの歩留まりを守り続けるだけでは、立ち行かなくなるはずです。片方で、新しい時代に適応したビジネスの種を探索しておくことが大切です。

 その種を探すためにも、私は既存顧客、休眠顧客、旧知の仕事仲間との繋がりを改めて温めることを大切にしています。それぞれの近況、新たに発生している問題は何か、それに対して、自分たちができることは何か?不足していることは何か?を知ること。その不足を調達するには、どうしたら良いかを考えることです。

 新しい問題を捉えるには、腹を割って話せる関係性を前提とした既知の繋がりが何よりの財産なのです。

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