マーケティングの現場で起きているデータ分析時に陥りがちな罠 #02
データ分析の典型的な罠「ガベージイン・ガベージアウト」知っていますか?
最後に:データは触媒でしかない
DXやAIによる業務効率化・自動化を含め、今後、企業におけるデータの価値・重要性も上がることはあれ下がることはないと思います。P&G時代にも「Data is Currency(データは通貨)」と呼ばれ、その重要性が問われていました。
一方でデータそのものは触媒であり、本当に意味があるのは、そのデータを活用したビジネスだと思います。このような背景から、データの質の重要性とその罠についてお話させていただきました。
今回、前編・後編という2回に渡ってご紹介したデータ分析の罠のお話はいかがでしたでしょうか?データ分析のニーズ、そしてデータドリブンな組織運営は今後ますます増えていくと思います。
一方でAI・機械学習や全数データなど、華やかな部分にだけ光があたっていることに違和感を覚えており、今回はあえてデータ分析のコツではなくデータ分析の罠というタイトルで筆を取らせていただきました。少しでも読者の皆様の実務向上のヒントになりますと幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ご感想・ご質問は編集部(note@nanovation-jp.com)まで、ぜひ送ってください。