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足立光氏(ファミマ CMO)が、ノバセルの社外取締役に就任

 

「マーケティングの民主化」の加速に向け、足立光氏が就任


 ラクスルグループで運用型テレビCMサービスを運営するノバセルは1月18日、足立光氏(ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター チーフ・マーケティング・オフィサー)が社外取締役に就任すると発表した。

 同社は「指名検索数」を重要な指標に掲げるなどデジタルマーケティングの手法をテレビCMと融合させ、広告効果を可視化することで運用型テレビCM市場を開拓してきた。今回、経営体制の強化と事業拡大のため、日本を代表するトップマーケターのひとりである足立氏を社外取締役として迎え入れた。

 足立氏は複数企業でのCMOや経営者としての知見と、マーケティング戦略における豊富な経験を持つ。その専門性を活かしてノバセルの課題解決と事業の拡大、経営体制の強化を進めていく。同氏は、今回の就任にあたり、「ノバセルさんのメンバーは、若くて優秀な方ばかりなのと、自分としてもマーケテックの分野に関わるのは初めてなので、とても楽しみにしています」と語った。また、プレスリリースでは、次のようにコメントを寄せている。

「『マーケティングの民主化』を掲げ、日本のマーケティング業界に新しいコンセプトや革新的な手法を次々と持ち込んできたノバセルさんには、マーケティングを中心とした仕事をしている者として、以前から注目していました。『ビジネスを伸ばす』を社名の由来とするノバセルさんが、今後も多くの企業の業績向上に貢献していくことは間違いないと確信していますが、それはノバセルさんが顧客のポートフォリオを『スタートアップ』中心から『大企業』へと転換を遂げていかなくてはいけない、ということも意味しています。私はこれまでさまざまな業種・規模の企業で、事業展開をしてきました。ノバセルさんの今後のさらなる成長に、微力ながらも、貢献させて頂きたいと考えております」
 
足立 光 氏
ファミリーマート
エグゼクティブ・ディレクター チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)

P&Gジャパン、 シュワルツコフ ヘンケル社長・会長、ワールド執行役員、 日本マクドナルド上級執行役員・マーケティング本部長、ナイアンティック シニアディレクター プロダクトマーケティング(APAC)等を経て、 2020年10月より現職。日本マクドナルド時代は、 同社のV字回復の立役者のひとりとして活躍。 I-neの社外取締役、M-Forceのパートナー、スマートニュースや生活協同組合コープさっぽろ等のマーケティング・アドバイザーも兼任。
著書に『圧倒的な成果を生み出す「劇薬」の仕事術』、『「300億円」赤字だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密』。共著に、『世界的優良企業の実例に学ぶ「あなたの知らない」マーケティング大原則』『アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40』。 訳書に『P&Gウェイ』『マーケティング・ゲーム』など。会員制ビジネスサロン「無双塾」主宰。

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