ノバセルのビジネスに対する見解Sponsored
【特別対談】ノバセル 社外取締役に足立光氏が就任「マーケティングの民主化」が広告業界に与える変化とは
2023/05/08
2023年1月、ラクスルグループで運用型テレビCMサービスを中心に「マーケティングプラットフォーム」を運営するノバセルは、ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター CMO 兼マーケティング本部長の足立光氏を社外取締役に迎えた。今回の就任にあたり、ノバセル 代表取締役社長の田部正樹氏と足立氏が対談を行い、昨今の広告業界の変化やノバセルのようなスタートアップが大企業に受け入れられていくために必要な条件などについて議論した。
「マーケティングの民主化」に向けて
田部 ノバセルの社外取締役への就任にあたり、まずはノバセルのビジネスに対する見解や期待を教えてください。
田部 正樹 氏
足立 私は、ノバセルが掲げている「マーケティングの民主化」というミッションがとても良いと思っています。デジタル広告ではPDCAを高速で回していくことが当たり前になっていますが、ノバセルはそれをマス広告でも同様に行えるようにすることで、これまで不明瞭だった広告効果などをできるだけ可視化し、費用対効果を最大化できるように取り組んでいるわけです。非常に社会的意義のあるビジネスだと思いますし、それが今回の社外取締役の就任にもつながりました。
ノバセルへの期待という面では、今後さらに成長していくためのポイントが大きく3つあると考えています。1つ目は、これまでスタートアップ企業など初めてテレビCMを打つ会社をメインの顧客としてきましたが、今後はテレビ広告を恒常的に打っているような会社にも顧客層を広げていかなければならないということです。
2つ目は、SaaS事業が始まっていますが、これもとても意味のある事業だと思います。自社だけではなく、競合も含めて広告の効果や効率を比較することができるので、ひろい視野を持ちながら改善していくことができます。これはビジネスとして単発で終わるのではなく、顧客が継続的に使い続ける、インフラのようなサービスになっていかなければいけないと思います。
3つ目は、上の2つを実現していくために、現状の組織を効果・成長させるかということです。体制を整え、強い個人の集団であり、多くの「顔が」ある組織を構築していくことが重要だと思っています。
足立 光 氏