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日本IBMの風口悦子氏がJTBのCMOに10月1日付けで就任

 

ブランディング・コーポレートマーケティングを強化


 旅行会社大手のJTBは25日、2023年10月1日付けで執行役員 ブランディング・マーケティング担当(CMO)に、日本アイ・ビー・エムで執行役員を務めていた風口悦子氏が就任すると発表した。同氏は9月1日に同社へ入社し、10月1日に執行役員に着任する。

 同社は中期経営計画において、今年度を「成長・飛躍の礎」を築く重要な年と位置付け、収益基盤の確立に注力している。その一環として、ブランディング・コーポレートマーケティング機能の強化を目的として、専任の執行役員を配置することになった。

 今回、ブランディング・マーケティング担当(CMO)に就任する風口悦子氏は、新卒でIBMに入社。その後、システムズ・エンジニアや営業などを経て、2010年よりマーケティング職に従事。2018年にはパフォーマンス・マーケティング・ディレクターとして、キャンペーン、デジタル、イベント、エコシステム・パートナー、Web、データアナリィクスなど幅広い領域を統括。2021年からはCMO 執行役員として、全社のマーケティングを統括してきた。

 また、マーケティング領域のカンファレンス「マーケティングアジェンダ」やBtoBマーケティング領域のカンファレンス「B2Bアジェンダ」のカウンシルメンバーを務めるなど、マーケティングの発展に貢献する活動にも取り組んでいる。今後の意気込みとして、風口氏から次のコメントが寄せられた。

 「新たなチャレンジにワクワクしています。中期経営計画に則り事業ポートフォリオの変革を進める中で、JTBではブランディング活動を成長のための重要な軸のひとつと捉えていることに共感をし、『期待を超える挑戦を続け、新たな交流時代を切り拓く』を掲げるJTBの一員となれるご縁を大変嬉しく感じております。ツーリズムに加え、B2Bの領域であるエリアソリューション、ビジネスソリューションの事業における成長、そして日本から世界へ地球規模でその活動を推進していくことを直向きに続けてまいりたいと思います」

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