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ファミマCMO 足立光氏が初代チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCRO)に就任
2024/01/11
- 人事,
CMOと兼務、新規事業とデジタル事業を統括
コンビニエンスストア大手のファミリーマートは11日、同社の初代チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCRO)に足立光氏が3月1日付けで就任すると発表した。チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)を兼務し、新規事業やデジタル事業を統括する。正式な肩書きは、エグゼクティブ・ディレクター CMO・CCRO-マーケティング・新規事業(兼)マーケティング本部長(兼)デジタル事業本部長になる。CMO・CCROの管下に「マーケティング本部」「デジタル事業本部」「クリエイティブオフィス&8」を配置する。リアル店舗を活かした新規ビジネスの創出を目的に昨年新設された「クリエイティブオフィス&8」も率いる。
2020年10月に同社の初代CMOに就任した足立氏は、プライベートブランド「ファミマル」の立ち上げを含む多数のプロジェクトで実績を上げ、既存店売上28カ月連続前年超えに貢献。最近では、コンビニエンスストア業界初のファッションショー「ファミフェス」を成功させた。
今回の就任について、足立氏は「CMOとしてこれまで担ってきたコミュニケーションを中心とした『流通業定義でのマーケティング責務』に加え、CCROとしてデジタル事業と新規事業を統括します。デザインやコピーを考えるのがクリエイティブではなく、お客様にとっての新しい価値、ひいては会社の成長機会を生み出すのがクリエイティブだし、それが本来のマーケティングだという思いが、このタイトルに込められています」とコメントしている。
同氏は、新卒でP&Gジャパンに入社し、その後シュワルツコフ ヘンケル社長・会長、 ワールド執行役員、 日本マクドナルド上級執行役員・マーケティング本部長、 ナイアンティック シニアディレクター プロダクトマーケティング(APAC)などを経てファミリマートのCMOに就任。また、I-neやノバセルの社外取締役、M-Forceのパートナー、スマートニュースや生活協同組合コープさっぽろなどのマーケティング・アドバイザーを兼任するなど、幅広い経験を持つ。著書に『圧倒的な成果を生み出す「劇薬」の仕事術』などがあり、紹介制ビジネスサロン「足立光の無双塾」も主宰している。
これまでのCMOとしての経験と知識を生かし、今後ファミリーマートでどのような新規事業やデジタル事業を立ち上げるのか期待される。