TOP PLAYER INTERVIEW #75

「復刻版Jリーグカレー」に秘められた“核”となる企画の重要性【竹渕祥平氏】

 

Jリーグとして、次の30年に向けて


―― 最後に、今後のJリーグとしての展望とファン・サポーターへのメッセージをお願いします。

 ファン・サポーターの人に日常の中で楽しんでもらい、ワクワクするような企画を届けていきたいと考えています。Jリーグを通して、クラブが強くなり、クラブの収益が上がり、いい選手といい環境でサッカーの試合を実施し、好きなチームを応援できる環境を整え、サッカー自体が盛り上がることが大前提です。

 その上で、我々が関心度を高めるプロモーション活動やJリーグに触れる機会を増やすことなどにしっかりと取り組んでいく必要があると思います。

 競技面とビジネス面を両輪で取り組んでいくことで、日常にスポーツがあるということの楽しさやワクワクを届けることができ、そのスポーツがさらに盛り上がりをみせていくと考えています。それがサッカーであり、Jリーグであることは、私にとって幸せなことです。

 現在のJリーグは、毎年2月に開幕し、12月に閉幕していました。ただ、2026年からは8月に開幕し、翌年の5月末に閉幕するというシーズンに移行します。これにより、さまざまな変化が起こることが考えられますが、未来に向けてサッカーの競技面としても、事業としてもより強化し進化して行きたいと思います。

 ファン・サポーターの皆さまには、好きなクラブや選手を全力で応援していただき、日本のサッカーやJリーグがどうしたら発展し、楽しくワクワクを届け続けることができるのかを一緒に取り組んでいきたいと考えています。ぜひこれからのJリーグに期待してください。

―― 本日は貴重なお話ありがとうございました。

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