【速報】博報堂社長に名倉氏、DYHD社長に西山氏が就任、水島氏は会長へ

 

「次世代ビジネスを加速」

   広告会社大手の博報堂は2月12日、取締役常務執行役員の名倉健司氏が今年4月1日付で代表取締役社長に就任すると発表した。また、親会社の博報堂ＤＹホールディングス（DYHD）も同日、執行役員の西山泰央氏が今年6月の株主総会を経て代表取締役社長COOに就くと明らかにした。これに伴い、いずれも代表取締役社長を務めた水島正幸氏は博報堂では代表取締役会長、博報堂DYHDでは代表取締役会長CEOに就任し、両社の代表取締役会長を兼務した戸田裕一氏は退任する。

 経営体制刷新の理由として、博報堂DYHDは「さらなる事業構造の転換と次世代ビジネスへの取り組みを加速させていくことを目指した、新たな推進体制を構築するため」としている。

 名倉氏は1991年に博報堂に入社した57歳。営業局長を経て2018年から執行役員や常務執行役員を務めた。西山氏は1989年入社の59歳。営業局長や執行役員のほか、総合メディア事業を手がける博報堂ＤＹメディアパートナーズ執行役員などを歴任した。