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運転中の利用メディアはラジオが最多、ポッドキャスト広告の効果にも注目 メディア接触実態調査
デジタルオーディオ広告事業を展開するオトナルは9月30日、世代別の音声メディア接触の特徴を探る「国内Z世代 音とメディアの利用実態調査」の第2弾として、自動車運転中にフォーカスした調査レポートを公開した。
※第1弾の記事はこちら
本調査は、全国の15~79歳の男女1万人を対象として行われた(人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施)。車を運転中に利用するメディアのほか
運転中に利用するメディアの種類については、10代から30代までは音楽ストリーミングサービスが主流となり、特に20代は53.7%が「音楽ストリーミングサービスを利用する」と回答した。
一方で40代以上の中高年層になると、いずれの年代においてもラジオ(AM/FM、radiko含む)が最多となり、慣れ親しんだ音声メディアの根強い人気をうかがわせた。ラジオは全年代でも1位(40.1%)となっており、テレビ(ワンセグ、TVer含む)が2位(30.0%)、CD・DVDは22.6%、音楽ストリーミングサービスは22.2%、動画サービスの音声(YouTubeなど)は16%という結果になった。
(図表1)運転中に利用するメディア
本調査では、運転中に広告に接触した後の行動も調査・分析した。
「店頭で購入」については、「よくある」「ある」の回答が多くのメディアで50%を下回る中、ポッドキャスト広告のみ、10~20代で6割を超えた(63.4%)。また、30~70代においても46.2%で他の媒体に比べて高くなった。
「検索した経験」ついてもポッドキャストが最多となり、10~20代は73.8%、30~70代は70.5%が「よくある」「ある」と答えた。テレビ、ラジオ、動画サービスにおいては、年代によって順位は変動するものの、10~20代と30~70代のいずれでも50%以上が広告を聞いた後に検索経験があると答えた。
ポッドキャスト自体は、図表1から分かるように、車中の利用メディアとしては少数派だが、広告効果は他媒体に比べて比較的高いと言えそうだ。
(図表2)広告接触後の店舗購入経験

(図表3)広告接触後の検索経験

地域や働き方によっては、1日のうちの相当な時間を占めることもある運転時間。運転中に接触できるメディアは限られているからこそ、高いエンゲージメントや広告効果が期待できる可能性もある。本調査では「音」に秘められた広告・マーケティング上のポテンシャルが示唆されており、企業の幅広いコミュニケーション活動の参考になりそうだ。
※記事中のデータはすべてオトナル調べ。
図表出典はオトナル リリース(図表1は10月28日に一部修正)
※サムネイル画像は123RF
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本調査は、全国の15~79歳の男女1万人を対象として行われた(人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施)。車を運転中に利用するメディアのほか
若年層は音楽ストリーミング、中高年層はラジオが主流
運転中に利用するメディアの種類については、10代から30代までは音楽ストリーミングサービスが主流となり、特に20代は53.7%が「音楽ストリーミングサービスを利用する」と回答した。
一方で40代以上の中高年層になると、いずれの年代においてもラジオ(AM/FM、radiko含む)が最多となり、慣れ親しんだ音声メディアの根強い人気をうかがわせた。ラジオは全年代でも1位(40.1%)となっており、テレビ(ワンセグ、TVer含む)が2位(30.0%)、CD・DVDは22.6%、音楽ストリーミングサービスは22.2%、動画サービスの音声(YouTubeなど)は16%という結果になった。
(図表1)運転中に利用するメディア
ポッドキャストは少数ながら広告接触後の行動に影響か
本調査では、運転中に広告に接触した後の行動も調査・分析した。
「店頭で購入」については、「よくある」「ある」の回答が多くのメディアで50%を下回る中、ポッドキャスト広告のみ、10~20代で6割を超えた(63.4%)。また、30~70代においても46.2%で他の媒体に比べて高くなった。
「検索した経験」ついてもポッドキャストが最多となり、10~20代は73.8%、30~70代は70.5%が「よくある」「ある」と答えた。テレビ、ラジオ、動画サービスにおいては、年代によって順位は変動するものの、10~20代と30~70代のいずれでも50%以上が広告を聞いた後に検索経験があると答えた。
ポッドキャスト自体は、図表1から分かるように、車中の利用メディアとしては少数派だが、広告効果は他媒体に比べて比較的高いと言えそうだ。
(図表2)広告接触後の店舗購入経験

(図表3)広告接触後の検索経験

地域や働き方によっては、1日のうちの相当な時間を占めることもある運転時間。運転中に接触できるメディアは限られているからこそ、高いエンゲージメントや広告効果が期待できる可能性もある。本調査では「音」に秘められた広告・マーケティング上のポテンシャルが示唆されており、企業の幅広いコミュニケーション活動の参考になりそうだ。
※記事中のデータはすべてオトナル調べ。
図表出典はオトナル リリース(図表1は10月28日に一部修正)
※サムネイル画像は123RF




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