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国産コンタクトレンズメーカーのSEEDで技術畑出身のプロパー社長が就任、激変市場で独自の価値創出目指す
2026/02/05
- 人事情報,
国産コンタクトレンズの製造販売を行うシードでこのほど、プロパーの佐藤隆郎氏が代表取締役社長に就任した。1998年に新卒で入社し、工学の博士号取得者として一貫してコンタクトレンズの研究開発に携わってきた佐藤氏は、創業者以来のプロパー・技術畑出身の社長となる(就任は2025年6月)。
近年はスマートフォンやタブレットの普及によって近視の低年齢化が進み、経済発展が進む中国や東南アジアを中心に装着ニーズが高まるなど、コンタクトレンズの市場は拡大している。K-POPアイドルなどの影響でカラーコンタクトレンズの人気も急速に高まる一方、インターネットや量販店では医師の処方なしで気軽に購入されるケースも増えている。シード自身も主力の使い捨てコンタクトレンズのほか、近視進行抑制を目的とした医療的価値の高い製品や、センサーを搭載したスマートコンタクトレンズなど製品・事業を多様化させており、激変する市場に対して自社の存在意義の再設定を迫られていた。
「国産」「全品検査」「処方箋ありの購入」にこだわるシードは2024年、「まだみぬ、世界は、美しい」をキャッチコピーとしたパーパスを策定。社員が共有する「社会の役に立ちたい」という志と高い技術力を「Japan Quality」につなげていく決意を新たにした。国内工場・研究所に投資を続け、高品質な生産力を増強。海外OEMも戦略的に組み合わせ、衛生面だけでなく環境負荷を考慮した代替素材や、患者数が少なくとも医療的ニーズの高い製品の開発にも挑戦を続けていく。
2026年1月に開催されたメディア向けの懇談会で「本当は研究所にこもっていたいタイプ」と語るなど、根っからの「技術屋」を自認する佐藤社長は、自らの着任背景を「従来の技術を横展開するだけではなく、より強固にした基盤技術をもとに環境変化に柔軟に適応するため」と分析する。研究開発や販売において重要なステークホルダーとなる医療関係者との協働経験が豊富で、パーパス策定にも携わるなど、自社の技術・事業・文化を根幹から理解する佐藤氏が陣頭に立つことで、「みえる」に対する独自性の高い価値を創出し、激変市場における生存戦略を実践していく考えだ。
懇談会には社員も参加。スマートコンタクトレンズを担当するデバイス技術部部長の木下卓氏は、すでに商用化されている眼圧変動を測るセンサー内蔵型のスマートコンタクトレンズを紹介した他、独自技術をプラットフォームとして公開することで、スマートコンタクトレンズの研究開発や活用のハードルを下げ、市場を活性化する構想を示した。また、マーケティング戦略部の長橋梨歩課長は、激戦化する使い捨てコンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズの市場において、海外メーカーよりも幅広い度数に対応し、安心・安全な製造販売にこだわる自社商品の優位性を、医療機関や販売店、その先にいる消費者に知ってもらう必要があると強調。日本企業ならではの分厚い営業体制も強みに、「ブランド指名買い」を目指す考えを示した。
なお、シードは消費者接点の強化を目的として、設立70周年を記念したロゴマークデザインを2026年2月16日まで募集している。詳細は特設サイトを参照。
近年はスマートフォンやタブレットの普及によって近視の低年齢化が進み、経済発展が進む中国や東南アジアを中心に装着ニーズが高まるなど、コンタクトレンズの市場は拡大している。K-POPアイドルなどの影響でカラーコンタクトレンズの人気も急速に高まる一方、インターネットや量販店では医師の処方なしで気軽に購入されるケースも増えている。シード自身も主力の使い捨てコンタクトレンズのほか、近視進行抑制を目的とした医療的価値の高い製品や、センサーを搭載したスマートコンタクトレンズなど製品・事業を多様化させており、激変する市場に対して自社の存在意義の再設定を迫られていた。
「国産」「全品検査」「処方箋ありの購入」にこだわるシードは2024年、「まだみぬ、世界は、美しい」をキャッチコピーとしたパーパスを策定。社員が共有する「社会の役に立ちたい」という志と高い技術力を「Japan Quality」につなげていく決意を新たにした。国内工場・研究所に投資を続け、高品質な生産力を増強。海外OEMも戦略的に組み合わせ、衛生面だけでなく環境負荷を考慮した代替素材や、患者数が少なくとも医療的ニーズの高い製品の開発にも挑戦を続けていく。
2026年1月に開催されたメディア向けの懇談会で「本当は研究所にこもっていたいタイプ」と語るなど、根っからの「技術屋」を自認する佐藤社長は、自らの着任背景を「従来の技術を横展開するだけではなく、より強固にした基盤技術をもとに環境変化に柔軟に適応するため」と分析する。研究開発や販売において重要なステークホルダーとなる医療関係者との協働経験が豊富で、パーパス策定にも携わるなど、自社の技術・事業・文化を根幹から理解する佐藤氏が陣頭に立つことで、「みえる」に対する独自性の高い価値を創出し、激変市場における生存戦略を実践していく考えだ。
懇談会には社員も参加。スマートコンタクトレンズを担当するデバイス技術部部長の木下卓氏は、すでに商用化されている眼圧変動を測るセンサー内蔵型のスマートコンタクトレンズを紹介した他、独自技術をプラットフォームとして公開することで、スマートコンタクトレンズの研究開発や活用のハードルを下げ、市場を活性化する構想を示した。また、マーケティング戦略部の長橋梨歩課長は、激戦化する使い捨てコンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズの市場において、海外メーカーよりも幅広い度数に対応し、安心・安全な製造販売にこだわる自社商品の優位性を、医療機関や販売店、その先にいる消費者に知ってもらう必要があると強調。日本企業ならではの分厚い営業体制も強みに、「ブランド指名買い」を目指す考えを示した。
なお、シードは消費者接点の強化を目的として、設立70周年を記念したロゴマークデザインを2026年2月16日まで募集している。詳細は特設サイトを参照。




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