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【人事】小林製薬 DX本部長の石戸亮氏、コクヨ 領域拡張共創本部本部長およびコクヨアンドパートナーズ代表に就任

 

ベンチャー、外資、大手と幅広い企業で変革を推進した経験を活かす


 小林製薬で執行役員 DX本部長として全社DXの中核を担ってきた石戸 亮氏が、4月1日付でコクヨ グローバルワークプレイス(GWP)事業本部 日本統括本部 副統括本部長、領域拡張共創本部 本部長、およびBPOサービスを手がける子会社・コクヨアンドパートナーズの代表取締役に就任した。

 石戸氏は小林製薬で、2021年からデジタル戦略アドバイザーとしてDX推進委員会をリードし、2023年からは新設された社長直轄のCDOユニットを率いた。その後は執行役員DX本部長として、全社のDX戦略推進に加え、新規事業の準備、経営企画、さらには危機管理体制の再構築にも関与。小林製薬がデジタル活用による事業変革を進める上で、司令塔の役割を果たしてきた。
  
コクヨ株式会社
グローバルワークプレイス(GWP)事業本部 日本統括本部 副統括本部長
領域拡張共創本部 本部長
コクヨアンドパートナーズ株式会社 代表取締役
石戸 亮 氏

 サイバーエージェントで子会社取締役を歴任後、Google Japan、Datorama(現Salesforce)にてデジタルマーケティング支援や日本市場参入、PMIをリード。その経験を活かし、パイオニアCDO兼モビリティサービスカンパニーCMOとして製造業のDXを主導。その後、小林製薬にて執行役員DX本部長、経営企画、危機管理事務局を兼務した。2026年4月より現職。現在はエルライン社外取締役も務める。 傍ら、東京タワー近くの肉バル「Trim」のオーナーを務める。趣味はキャンプとピラティス。

 石戸氏のキャリアは一貫して、デジタルと事業変革の接点にある。新卒でサイバーエージェントに入社し、子会社2社で取締役を歴任。その後、Google Japanではデータ活用を軸に大手広告主企業のデジタルマーケティング支援に携わった。さらに、イスラエル発のマーケティングテクノロジー企業 デートラマでは日本市場参入を主導し、Salesforceによる買収時には日本市場でのPMIをリードした。そして、2020年にはパイオニアにCDOとして参画。モビリティサービスカンパニーのCMOやCCO(チーフ・カスタマー・オフィサー)を兼務しながら、マーケティング、営業、カスタマーサクセスを横断する改革を推進した。

 ベンチャー、外資系テクノロジー企業、歴史ある日本の大手企業と幅広い企業で変革を担ってきた経験が、小林製薬におけるDX推進にもつながっていた。

参考:トップマーケターが語る2026年の展望【藤原義昭氏、石戸亮氏】

 石戸氏を迎えるコクヨは、足元で成長投資と構造改革を並行して進めている。2025年から2027年までの第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」では、事業間シナジーの追求、海外展開の拡大、経営基盤の強化を掲げており、長期ビジョン「CCC2030」では2030年に売上高5000億円を目標に据える。

 従来の文具・オフィス家具メーカーの枠を超え、空間デザインや働き方改革支援、生産性向上・組織開発などワークスタイル・ライフスタイルに関するソリューションを幅広く提供する「WORK & LIFE STYLE Company」への企業変革を進める局面にある。

 石戸氏は、これまで培ってきたプラットフォームビジネスやDX、マーケティング、業務改革の知見を生かし、オフィス運営やワークプレイス支援のサービスをより高度化し、コクヨグループの提供価値を最大化するとともに、サービス起点のビジネスモデル確立と顧客基盤を拡大する役割が期待される。モノ売りからソリューション提供へと軸足を移す過渡期にある中、石戸氏のコクヨ参画はグループ全体の変革を加速させる一手となりそうだ。
 

サービス起点のビジネスモデル確立と顧客基盤拡大を推進


 就任にあたり、石戸氏から寄せられたコメントは以下の通り。

 この度、コクヨ株式会社に入社いたしました。昨年、創業120周年を機にリブランディングを実施し、「働く・学ぶ・暮らす」のインフラを支えてきた同社の一員になれることを、大変光栄に感じています。

2025年10月のリブランディングで生まれた新たなロゴと、コクヨ初のコーポレートメッセージ

 現在、コクヨは長期ビジョン「CCC2030」のもと、文具や家具の枠を超えた「WORK & LIFE STYLE Company」への進化を目指しています。私は「グローバルワークプレイス(GWP)事業本部」日本統括本部の副統括本部長、およびイノベーションセンターが属する「領域拡張共創本部」の本部長に加え、BPOサービスのリーディングカンパニーであるコクヨアンドパートナーズ株式会社の代表取締役社長を兼務しています。

 GWP事業は、グループの売上高の約4割、営業利益の約7割を占める屋台骨です。しかし、この成長は単体で成し遂げられるものではありません。祖業である文具事業を中心に展開するグローバルステーショナリー事業本部やカウネット等のビジネスサプライ事業、ACTUSを展開するインテリアリテール事業が長年築き上げた「お客様との信頼」と「誠実なものづくり」という土台があってこそ、新領域への挑戦が可能になります。伝統ある各事業への深い敬意を忘れず、その資産を領域拡張し最大化させることが私のミッションです。

 私に課せられたテーマは、大きく2点です。お客様へ提供する価値を最大化するのは前提で、一つは「インパクト」。事業環境の変化に対応したソリューションパートナーへの転換をリードし、サービス起点のビジネスモデル確立と顧客基盤拡大を推進します。もう一つは「イノベーション」です。グループ内に点在する各サービスの強みを掛け合わせ、より包括的なソリューションへと磨き上げることで、2027年以降の成長を支える次世代の事業基盤を整えていきます。

 これまでに培ったテックジャイアント等でのプラットフォームビジネスの知見と、伝統企業のDX・カルチャー変革の経験をコクヨの「ブランド力」や「現場の熱量」と掛け合わせ、好奇心が駆動する次世代のワーク&ライフスタイルを社会実装してまいります。

 コクヨは好奇心が刺激され、誰もが活き活きと働き、学び、暮らし、つながりあう社会「自律協働社会」の実現に向け、大きな変革フェーズにいます。伝統を重んじながら既存の枠組みを大胆に繋ぎ直すこの挑戦を、共に推進してくれる情熱ある人材を求めています。世界のワークスタイルの未来を、共に描いていきましょう。

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