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【人事】Mizkan CDOの渡邉英右氏、サンリオのグローバル DX / IT統括に就任

 

多様な業種・規模の企業で、DX推進・組織変革を経験


 Mizkanで執行役員 Chief Digital Officer デジタル推進本部 本部長として全社のデジタル・IT戦略を統括してきた渡邉英右氏が、3月にMizkanを退職し、4月1日付でサンリオのグローバル DX / ITを統括するヘッドに就任した。

 渡邉氏は、伝統的な食品メーカーであるミツカンにおいて、初代CDO兼執行役員として7年間にわたって全社DXやAIによる変革を牽引してきた。パートナー企業への依存を抑え、社内人材の育成と採用を通じて自社内に持続可能なケイパビリティを構築する方針をとり、社内に社長直轄のデジタル組織をゼロから新設した。変革の対象は営業、マーケティング、サプライチェーン、R&D、コーポレート機能と広範にわたり、日本を代表する老舗企業におけるデジタル変革の成功事例として業界内外で高く評価されている。
 
株式会社サンリオ
DX管掌 顧問 グローバル DX / IT担当
渡邉英右 氏

 岐阜県出身、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(一橋ICS)にてMBAを取得。日本マイクロソフト、カタリナなどを経て、日本マクドナルドのマーケティング本部の上席部長に就任。アプリCRMやゲームと連携した施策による事業貢献を推進するなど、グローバル企業の事業経験を重ねた。2018年11月に株式会社Mizkan Holdings 執行役員 CDO(Chief Digital Officer)に就任し全社DXを牽引。2026年3月にMizkanを退職。2026年4月に株式会社サンリオに参画し現職。

 ミツカン以前は、日本マイクロソフト、カタリナ、日本マクドナルドといったグローバル企業において、新規事業、マーケティングなどの経験を積んできた。また、アカデミックな領域では、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(一橋ICS)にてMBAを取得したほか、早稲田マーケティングカレッジでのアドバイザーを担うなど、マーケティングやデジタル人材の育成にも意欲的に取り組んでいる。

 外資系テックジャイアント、スタートアップ、グローバル外食チェーン、そして日本の大手食品メーカーといった多様な業種・規模の企業で変革を担ってきた経験が、「IPビジネス」という新たな領域での挑戦の土台となる。

 渡邉氏を迎えるサンリオは、ハローキティをはじめとする世界的に愛される豊富なIPポートフォリオを背景に、近年急速に海外事業の拡大を遂げている。北米、欧州、アジア各地域での成長が加速するなか、グループ全体を支えるグローバル体制の構築、ならびにそれに即したIT・デジタルガバナンスの確立が経営上の重要課題となっている。



サンリオの不変の企業理念と、今後の持続的な成長を見据えた戦略(3本の矢) ※出典:2025/5/13『10年間の長期ビジョン』と『中期経営計画のアップデート』

 加えて、AIの台頭によってIPビジネスを取り巻く環境は大きく変容しつつある。キャラクターデザインやライセンス契約といった知的財産・デジタル資産の保護、AIを活用した顧客体験の高度化(サンリオグループ共通の会員サービス「Sanrio+」等のCRM施策を含む)、そしてAI時代に適した組織・ワークフローの設計が、同社グループの競争優位を左右する重要テーマとなっている。

 渡邉氏には、テックジャイアントでのプラットフォーム構築・運営経験と、伝統企業におけるDX推進・組織変革の知見を掛け合わせ、サンリオのグローバルIT・デジタルガバナンスモデルを設計するとともに、IPに関わるグローバルなAIプロジェクトを主導する役割が期待される。モノ売りに加えてIP体験の提供へと事業が広がる中、渡邉氏の参画は同社グループのグローバル成長を支える重要な一手となりそうだ。
 

グローバルIT・デジタルガバナンスの確立とAIトランスフォーメーションを推進


 就任にあたり、渡邉氏から寄せられたコメントは以下の通り。

 この度、株式会社サンリオ にDX管掌 顧問 グローバル DX / IT担当として参画いたしました。

 世界中の人々に愛されるキャラクターIPを通じて、「みんななかよく」という企業理念、「One World, Connecting Smiles.」というビジョンのもと、一人でも多くの人を笑顔にしてきた同社の一員としてグローバル変革に関わる機会をいただけたことを、大変光栄に感じています。

 サンリオは、急速なグローバル展開とそれに伴うグローバル体制の構築という、事業史においても大きな変革フェーズにあります。私はこのフェーズにおいて、グローバルIT・デジタルガバナンスの全体設計、ならびにAIトランスフォーメーションの推進を担います。

 私に課せられたテーマは大きく2点です。

 ひとつは「デジタル、AIトランスフォーメーション」。キャラクターIPという唯一無二の資産を、AI時代においていかに守り、かつ新たな顧客体験へと昇華させていくか。B2C領域におけるLTV向上、B2B領域(ライセンシー向け)の収益拡大、業務オペレーションの効率化、そして人と組織のあり方に至るまで、AIを前提とした事業・組織設計を推進します。

 もうひとつは「ガバナンス」。サンリオグループのグローバル成長を支えるIT・デジタル基盤を設計し、グローバルのガバナンスモデルを構築します。IP保護、サイバーセキュリティ、データアーキテクチャといったグローバル共通基盤を整備するとともに、各地域の機動力を損なわない実行体制を実現します。

 これまでに培ってきたグローバルテック企業でのビジネスの知見と、日本の伝統企業におけるDX・カルチャー変革の経験を、サンリオの持つ圧倒的なIPブランドおよび現場の情熱と掛け合わせ、世界中の「Smiles」を次世代へとつないでまいります。

 また、現在サンリオでは、グローバル変革に挑んでくれる情熱ある仲間を求めています。ぜひ、世界のキャラクタービジネスの未来を共に描いていきましょう。

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