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Visaとユニバーサル ミュージックが連携合意、Adoカードなど音楽ファンダムの新しい体験を創出へ
2026/09/18
決済で「本物の体験」支える
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)とユニバーサル ミュージックは9月17日、音楽分野における新たなファン体験の創出のために連携する基本合意書を締結したと発表した。Visaが持つ多様な消費者接点とグローバルなネットワーク、ユニバーサル ミュージックが持つ世界的アーティストとのつながりと豊富な音楽コンテンツを融合し、日本国内における音楽イベントへの協賛・連携に加え、音楽ファン向けの特別な体験を提供することを視野に協議・協業を進めるとしている。
Visaは今年7月に新たなブランド戦略として「あなたの『好きの最前列』へ」を掲げ、音楽をはじめとするファンカルチャーを重要な顧客接点と捉え、さまざまなパートナーシップを通じて顧客エンゲージメント強化に乗り出す方針を明らかにしていた。今回の合意はその戦略を具現化・加速するもので、メディアブリーフィングに登壇したマーケティング本部長の里村明洋氏は「日常からライブ会場で過ごす時間までファンに価値ある体験を創出し、人々の情熱を支えたい」と強調した。
同じく登壇したユニバーサル ミュージックの上席執行役員 玉木一郎氏も生成AIの普及を踏まえ、「コンテンツが『本物』かどうかや、『誰がどんな文脈でつくったものか』が重視される時代になった」と指摘。グローバルで幅広い消費者接点を持つVisaとの協業は、ユニバーサル ミュージックが提供するアーティスト・セントリックな「本物の体験」を信頼性の高いスムーズな決済で支え、さらに藤井風らの活躍が象徴する「J-Music」を世界へと広める足がかりになると説明した。
具体的な協業はすでに始まっている。Visaはクレディセゾンと連携し、ユニバーサル ミュージック所属のAdoを冠した初のクレジットカードを期間限定で発行。SNSでは「Visaでタッチ」にかけて「Adoでタッチ」と話題になったという。また、世界的アーティストThe Weekndの来日公演に合わせて東京・竹下通りにある「ユニバーサル ミュージックストア原宿」に設けられたポップアップストアにはVisaが特別協賛。Visaカード会員専用の営業時間帯や優先レーンを設けることで、アーティストの世界観が詰まった施設での没入体験を深めている。オンライン・オフラインを問わずこういった取り組みは今後、増えていくとみられる。
「世界的な決済ネットワークであるVisaと世界的なアーティスト・コンテンツとつながるユニバーサル ミュージックがタッグを組みことで、音楽市場をさらに広げていく礎になる」と里村氏。音楽ファンダム戦略を推進する取り組みは今後も随時、発表していくとしている。




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