マーケターズ・ロード 紺野俊介 #06

最終回・アイレップが成長できた背景には「文化」の形成があった【前・アイレップ社長 紺野俊介】

企業は社会の公器であること実感できた

 今回の退任に当たって、上場企業の代表を経験してよかったのは、「企業は社会の公器である」と実感できたことだと考えています。

 規模が小さかったり、社長が強いオーナーシップを持っていたりすると、それを見失いがちになります。企業には納税をして、雇用をして、事業を通じて世の中に貢献していくという役割があります。



 完璧ではなかったにせよ、アイレップでは、そのような意識で経営に臨み、成長できたことが少なからずあったと思っています。次にどのような仕事をするにしても、自らの役割をしっかり果たしていきたいと考えています。

 私の立場は変わりますが、今後もインターネットの未来をつくり続けていきたいと思っています。

 終
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