日立グローバルライフソリューションズ CDOに田岡敬氏が就任。ニトリホールディングス、エトヴォスなどで活躍

 

日立のデジタルトランスフォーメーションを推進

 ニトリホールディングス 上席執行役員やエトヴォス 取締役 COOなどを務めていた田岡敬氏が10月1日から、日立グローバルライフソリューションズ 執行役員 CDO（Chief Digital Officer）兼 Chief Lumada Business Officerに就任する。
 
 同社は、家電製品、空調・設備機器などの販売やエンジニアリング・保守サービス、デジタル技術を活用したプロダクト・ソリューションの提供を担う企業。2019年に日立アプライアンスと日立コンシューマ・マーケティングが統合して設立された。年間売上高は、4653億円 (2020年3月期)。

 田岡氏は、デジタル事業およびデジタルトランスフォーメーション（DX）の最高責任者として、デジタルイノベーション推進本部とデジタルサービス本部を統括。日立グループの他部門などと連携し、デジタル事業やLumada事業の成長を担う。Lumadaとは、日立のデジタル技術を活用したソリューション、サービス、テクノロジーの総称で、日立グループの「中期経営計画」の最終年度となる2021年度で、Lumada事業での売上収益1兆4000億円を目ざしている。

 今回の就任にあたり、田岡氏は次のようにコメントを寄せた。
 
 「デジタル化やデータ活用による新規の事業・商品・サービス開発、いわゆるDXは、未来に向けたコンセプトではなく、現在具現化すべきものになっています。日立グローバルライフソリューションズのDX推進に貢献し、ひいてはDXによる社会変革に貢献していきたいと思います」
 

田岡敬氏 プロフィール