"Go Funny" 迷ったら面白い方を選ぶ、外資経営者のキャリア論 #02
外資系企業でもトップ10%の人材になれる、当たり前だけど、必要な「3つの能力」
2020/10/14
- 人材育成,
3. 迅速な行動
タスクの優先順位づけに関わる部分ですが、どちらかと言うと、力強く稼働し続けるパソコンの「大容量電源」に例えた方が良いかもしれません。また、2つ目にあげた責任感にも関係する部分です。
これは、期限にコミットする力や、頼まれたことをすぐに実行する力です。何か依頼をして、どんなに良い受け答えを得たとしても、忘れた頃にでき上がるようなスピード感では、期待に答えられません。
かつて私の部下にどんな時間にメールがきても、30分以内に返答する営業パーソンがいました。たとえ、夜中の1時にメールを送っても、しっかり返答が来るのです。彼は3日連続徹夜しても何ともない、ショートスリーパーの特異体質ではありましたが、クライアントからの信頼は抜群でした。
昭和平成が終わり、令和になった現代において、深夜までメールを待機して返答することはお勧めしませんが、何事も迅速に処理をするという心がけは必要です。
会社のキープレイヤーになるために
ある領域に未経験だったとしても、しっかりした受け答えができて、責任感をもってミッションを達成しようと努力し、いつも期限を守って迅速に行動する人は、いつの間にか会社の中のキープレイヤーになっていました。
もちろん市場環境が悪く、実績がでないこともありますが、それはたまたま廻り合わせが悪いだけで、その人が「仕事ができる人」かどうかという評価には影響を及ぼしません。
当たり前すぎる、3つの原則でしたが、これをしっかり実行してください。必ずや外資系企業でもトップ10%の「仕事のできる人材」として、認められるでしょう