自由の毒味 #02
話題のコワーキングスペース「WeWork」に入居したら、何が起きたのか【サインコサイン 加来幸樹】
WeWorkが「自由」な働き方を加速させる
WeWorkがソフト・ハード面でのメリットが両立しているコワーキングスペースだからこそ、この短い期間にも様々なセレンディピティ(素敵な偶然や予想外の発見)に恵まれています。
この3カ月間でも、たまたま見学に来ていた昔のお客さまと偶然に再開したり、会いたかったクリエイターが別の企業宛に訪問していて出会うことができたり、友人づたいで入居している方と知り合いになれたり、しばらく接点のなかった知人がWeWork見たさを口実に会いに来てくれたり、といった出来事が数え切れないほど起こっています。
このようなセレンディピティを経てビジネスチャンスにつながるものもあり、いま手掛ける事業においてコワーキングスペースでの活動は、ビジネスのスピードを高められていると感じています。
大企業・スタートアップ・個人といった多様なプレイヤーからなる、重層的なコミュニティが求められる新しい経済圏の中では、自由(あらゆる可能性を追求し選択する・その責任を各人が持つ)な働き方を実践していく上で、WeWorkのようなコワーキングスペースが重要な役割を果たすのは間違いないと思います。
一方で、WeWorkのシステムやコミュニティもまだまだ日本に最適化している最中だと思いますし、より大きな企業の場合の正しい活用法や、どのような業態の場合も当てはまるのかなど、まだまだ議論し続けなければならない課題が多いのも事実です。
サインコサインとしては引き続き「毒味」を続けながら、誰もがオフィススペースを有効活用し、自由な働き方改革を実現するための最適解を問い続けていきます。
以上、WeWorkの様々なメリットを紹介してきましたが、物理的な空間だからこそ「百聞は一見にしかず」。
実際に見てみることで、印象が変わったという人が多いので、少しでも興味が湧いた人は、いつでも気軽にサインコサインに遊びに来てください。ビールとLEGO®とパインアメでおもてなしさせていただきます。
それではまた次回、違った視点からの「毒味」をお待ちくださいませ。
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