変革のカギを握るCxOの挑戦 #10

ライフネット生命 森亮介氏が34歳の若さで社長に抜擢された理由

 

営業に異動し、刺激的で大きな責任を背負う面白さを知る


石戸 ライフネット生命に入社後は、どのような仕事を経験されましたか。
  
ライフネット生命保険 アドバイザリーコミッティ委員も務めている石戸氏が森氏に質問を投げかける様子

 経営企画部のいちスタッフとして入社し、最初の1年間は予算の立案や年間のパフォーマンスの管理などを任せてもらいました。入社時に担当したいと思っていた海外展開にも関わることができました

石戸 その後、営業も担当したと伺いました。コーポレート側から営業、世の中的にはマーケティングとも言われている領域に異動された際のお話を教えてもらえますでしょうか。

 そうですね。上場後しばらくは思うように成長加速できず苦しんだこともあり、経営企画部で策定した事業計画を他部門の仲間に背負わせるのではなく、自分自身が営業責任として背負うほうが良いのではないかと思いました。それで営業の責任者を1年半ほど務めました。

私自身は保険の営業経験はありませんが、当社の営業は普通の保険会社の営業とは異なり、オンラインを活用したマーケティングのことを指します。私としても営業を経験しておいたほうがよいと考え、当時社長を務めていた岩瀬さんと話し合い飛び込むことにしましたが、とても楽しかったですね。

石戸 具体的には、何が楽しかったのでしょうか。
    
営業での経験を語る森氏

 毎日ヒリヒリする感じですね。営業は、会社の中でも投下する事業費が飛び抜けて大きい部門です。コーポレート部門のスタッフが扱う金額の大きさに対し、営業部門は何億円という資金を次々に投資します。その分、背負う責任が大きいですね。

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