ウーマンズインサイトアジェンダ
7年で売上3倍 ゴディバの戦略、京都の老舗が語る伝統と革新「ウーマンズインサイトアジェンダ」キーノート発表
2019/10/07
女性から長く支持を集めるゴディバの戦略
女性向け商品・サービスを担当するトップマーケターが集結する合宿形式のカンファレンス「ウーマンズインサイトアジェンダ2019」(日程:2019年10月28、29日 場所:京都府・都ホテル 京都八条」)のキーノートが発表された。
「7年で売上3倍。日本女性の心をつかみ続けるゴディバの戦略」と題して、ゴディバ ジャパンCEO/代表取締役社長のジェローム・シュシャン氏が登壇する。シュシャン氏は、2010年にゴディバ ジャパンの代表取締役社長に就任し、その後の7年間で売上を3倍にしたことで知られている。
ベルギーチョコレートの伝統や現代のシェフのクリエイティビティを重んじながら、マーケットや顧客の視点に立った商品を次々に生み出し、ギフトに加えセルフトリート(自家需要)の重要性を見出して購買オケージョンを拡大。さらに、「Aspirational & Accessible(憧れだけど身近な)」を提唱し、新たなチャネル戦略などで消費者の支持を得ている。
今回のセッション前半では、なぜゴディバが日本市場に参入してからおよそ50年間売上を伸ばし続けているか、その成功の秘密と今後の戦略を語ってもらう。後半には、化粧品メーカーのエトヴォス 取締役 COO(最高執行責任者)の田岡敬氏に登壇してもらい、さらに詳しく同社の戦略について引き出していく。
マーケティングカンファレンスに若女将と僧侶が登壇
2日目となる29日には、京都特別セッションとして「京の老舗 若女将と名刹 住職に聞くー魅力の継続と活性化」を行う。
京都の老舗ブランドであり、京漬けものを代表する「村上重」の若女将、そして、座禅にヨガを取り入れるなど革新を続ける名刹・建仁寺(塔頭)両足院の副住職が登壇。100年以上の歴史の中で何を残し、どこをどう変革してきたのか迫り、ブランドの魅力を継続しながら活性化させていくためのポイント、そして女性から支持されてきた根底、本質には何があったのか、どのようなインサイトを捉えてきたのか、モデレーターの吉野家 CMOの田中安人氏が解説を加えながら紐解いていく。
モデレーターが語るセッション見どころ
■「7年で売上3倍。日本女性の心をつかみ続けるゴディバの戦略」
当日は、次の点について詳しく聞いてみたいと思っています。
●高級ブランドは、売場を高級品を取り扱う小売店舗に限定しているブランドが多い中で、コンビニエンスストアに販路を拡大しても大丈夫だと思った背景は何でしょうか。そもそも販路を広げようと思った背景は何でしょうか。
●販路を拡大しても需要がない、または需要が喚起されない場合、販路を拡大しても効率が落ちるだけになりがちですが、上手くいくと思った背景は何でしょうか。
●販路を拡大することで新規ユーザーが増えたのか、ライトユーザーがヘビーユーザー化したのか、どちらの効果があったのでしょうか。
●販路を拡大することで、ゴディバに対するブランドイメージは、どのように変化したのでしょうか。
●チョコレートではなく、ゴディバで販売しているイメージの弱いアイスクリームで販路を拡大したことで、エントリーユーザー拡大に寄与したのではないかと思われるが、販路拡大における商品選定はどのような考え方があったのでしょうか。
●今後は、チョコレートでも販路拡大をするのか。商品のクオリティ管理には相当気を使って販路拡大したように見えますが、どのように商品のクオリティコントロールを行なっているのでしょうか。
■「京の老舗 若女将と名刹 住職に聞くー魅力の継続と活性化」
深く愉しく視点を磨き上げられる時間を!
今回の京都開催にちなみ、日本はもとより世界からも注目を集める“この街だからこそ”のセッションを企画しました。
ご登壇いただくのは、ともに“京都といえば”でお名前が挙がることも多い、建仁寺両足院の伊藤東凌さんと、京つけもの・村上重の村上恵理さん。お二人から、多くの注目を集めるその魅力の源~日常づくりを中心にお話をいただき、マーケター・ワークに活きるポイントを発見できるよう務めます。
伝統と革新の街で、新たなパワーを共に上げていけますように!
ウーマンズインサイトアジェンダ2019 概要
- 名称
- Women’s Insight Agenda 2019
- 日時
- 2019年10月28日(月)-29日(火)
- 会場
- 都ホテル 京都八条
(京都府京都市南区西九条院町17) - 参加者
- 広告主75名(参加費 無料・要審査)/パートナー75名(参加費 18万円)
- 主催
- 株式会社ナノベーション
- 特別協力
- アジェンダノート(Agenda note)
詳細・申し込みは、こちら