ウーマンズインサイトアジェンダ

ウーマンズインサイトアジェンダ2019が京都で開催、女性向け商材を担当するマーケターが150人集結

急成長のゴディバジャパンの講演でスタート


 女性向け商品・サービスのマーケティングをテーマにしたカンファレンス「ウーマンズインサイトアジェンダ2019」が10月28日、29日の2日間、都ホテル京都八条(京都・南区)で開催された。



 オープニングキーノートには、ゴディバ ジャパン 代表取締役社長のジェローム・シュシャン氏が登場。「7年で売上3倍。日本女性の心をつかみ続ける『ゴディバの戦略』」と題して、プレミアムブランドとしてのポジションをキープしながら、どのようにコンビニエンスストアなどに販路を拡大したのか、「憧れ」と「身近さ」を両立させるためのポイントを語った。
 
ゴディバ ジャパン 代表取締役社長 ジェローム・シュシャン氏。弓道の考え方をビジネスに生かしていると話した。
 
後半には、聞き手として化粧品ブランドのエトヴォス COOの田岡敬氏が登壇し、ゴディバの戦略に鋭く迫った。

 そのほか、「最適なチーム編成の法則」に迫ったパネルディスカッションや、女性向け商材のマーケティングをサポートする企業からのプレゼンテーション、参加者の交流を促すネットワーキングパーティーが行われた。
 
インサイトフォース 代表取締役社長 山口義宏氏、ソフトバンク コミュニケーション本部メディア戦略部デジタルメディア戦略課 課長 岩本嘉子氏、ワコール 広報宣伝部 マネージャー 三宅譲氏、カネボウ化粧品 コミュニケーション企画グループ 部長 加藤義久氏。
 
祇園辻利プレゼンツで茶葉をブレンドする「合組」を楽しんだ。


 
ネットワーキングパーティーは、ワコールスタディホール京都で開催。宝酒造提供による日本酒で乾杯が行われた。

 2日目には、京都特別セッションとして、「京の老舗 若女将と名刹 住職に聞くー魅力の継続と活性化」を開催し、京都の老舗ブランドであり、京漬けものを代表する村上重 若女将の村上恵理氏、座禅にヨガを取り入れるなど革新を続ける名刹・建仁寺(塔頭)両足院 副住職の伊藤東凌氏が登壇。100年以上の歴史を持ち、長く女性から親しまれてきたポイントを話し合った。
 
吉野家 CMO 田中安人氏(モデレーター)、村上重 若女将 村上恵理氏、名刹・建仁寺(塔頭)両足院 副住職 伊藤東凌氏。

 ウーマンズインサイトアジェンダは、国内外のブランド企業の中で女性向け商品・サービスを担当するトップマーケターが100人以上集結する合宿形式のカンファレンス。今回で3回目を迎え、150人が参加した。「ウーマンズインサイトアジェンダ2020」を2020年秋に開催予定。

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