ウーマンズインサイトアジェンダ
「正射必中」弓道の考え方が、ゴディバの7年で売上3倍を実現した
ゴディバのチャネル戦略、4つの柱を軸に展開
カスタマージャーニーは、チャネルごとに考えています。それは、「Craftsmanship=アトリエ」、「Gifting&Sharing=百貨店やショッピングモール」、「Self Treat(自家需要)=コンビニ」、「Experience=カフェ」の4つです。
「Craftsmanship」は、全国で3店舗(京都大丸、池袋西武、阪急博多)しかありません。ここではゴディバのクラフツマンシップをお客さまに表現する場所として、シェフが商品をつくっています。
2つ目の「 Gifting&Sharing」は、全国に300店舗ある百貨店とショッピングモールに入っているショップです。ここでの購買オケージョンはギフトやプチギフトになります。3つ目の「Self Treat」は、自分のための購買でコンビニエンスストアなどがこれにあたります。
4つ目の「Experience」は、「ゴディバカフェ」です。すでに米国でスタートしていますが、来年には日本でも展開する予定です。カフェは楽しいExperienceを提供します。
今後はお客さまの購買履歴などをオフライン、オンラインの両方からフォローできるプラットフォームをつくり、ワントゥワンマーケティングも行なっていきたいと考えています。
それにはタイミングも重要。ゴディバでは「LUXURY BY THE MOMENT」をキーワードに、この瞬間この瞬間、お客さまに幸せを届けることを目指していて、適切なストーリー、チャネル、モーメントでの展開を心がけています。
現在の瞬間に合う商品やキャンペーンは、来年は合わないかもしれない。その意識を持っていないと良いキャンペーンや商品は生まれないと思っています。