ダイレクトアジェンダ2020
オプト、サイバーエージェント、セプテーニが「ダイレクトアジェンダ」で対決。明日1月24日からLINE配信
2020/01/23
効果の高いクリエイティブと活用方法の条件を探る
ダイレクトマーケティングをテーマにしたカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2020 」(主催:ナノベーション)が2月6日、7日に宮崎県・フェニックス・シーガイア・リゾート宮崎で開催される。
その分科会では、「大手エージェンシーによるLINE対決!効果の高いクリエイティブの条件を探る」と題して、LINEのクリエイティブに自信を持つオプト、サイバーエージェント、セプテーニの大手エージェンシー3社が同条件で化粧品ブランド「エトヴォス」のメッセージ配信とリッチメニューを展開し、その結果を公開して効果の高いクリエイティブと活用方法の条件を探るセッションを行う。
対象商品は、エトヴォスのメイクスターターキット。新規獲得を目的に「新規獲得数/実配信数」を競い合う。クリエイティブは、エトヴォス公式サイト、@cosmeのクチコミなどを参考に作成。1月24日からLINEで配信する。
分科会のモデレーターを担当するエトヴォス 取締役 COOの田岡敬氏は、「LINEは、依然としてユーザー数も多く使用頻度が高いアプリです。マーケティング施策上重要ですが、メッセージ配信料の値上げが行われたことで、使い方の巧拙がより問われるようになります。LINE配信はメッセージで3段あり、その上でリッチメニューもありますので、それらのクリエイティブの最適化については、まだまだ工夫の余地があり、巧拙を分けるポイントだと思います。今までの我々と違う発想のクリエイティブで非連続的な結果が出ることを期待します」とコメントを寄せた。
大手エージェンシー3社が語る「勝負への意気込み」
今回の「ダイレクトアジェンダ」のセッションに対して、大手エージェンシー3社も意気込みを語った。
- オプト
「運用型広告の効果差は、テクノロジーの進化よってクリエイティブ変数が益々大きくなっている。プラットフォームに向き合うクリエイティブの本質を探り続けることこそが、広告主・事業主の皆さまの成長を左右するとも思う。一方、勝ちクリエイティブを見つけることは容易ではなく、継続的な改善活動ができる体制・アセットも重要である。
本セッションを通して、参加する皆さまのブランド・マーケティング・事業が継続的な成長への一助となるよう、クリエイティブによる広告効果の差を明らかにし、効果の高いクリエイティブをつくり続けるために必要なエッセンスを探っていきます」
- サイバーエージェント
「本セッションにあたり、サイバーエージェントは、LINE公式アカウントなど各メディアのプラットフォームの特性を理解した上で、販促領域におけるクリエイティブの改善メソッド開発を行う専門部隊『LTCC(Local Technology Creative Center)』にて、プロジェクトチームを編成いたしました。
これまで公式アカウントの運用数は170社を超えており(国内代理店1位)蓄積されてきた事例・実績をもとに、メッセージングUIであるLINE独自のクリエイティブメソッドから『獲得効果の高いクリエイティブ』を制作しました。リッチメッセージ、リッチメニューに加え、今回TDも議論を繰り返し、細部まで、こだわり抜いたクリエイティブで本セッションを勝負いたします!」
- セプテーニ
「今回配信するクリエイティブは、弊社独自に開発・運用する広告クリエイティブソリューションツール『Odd-AI(オッドアイ)』を活用した広告効果の事前予測と、弊社女性社員を対象に何度も実施したアンケート結果をもとにしており、セプテーニとしての『これだ!』を制作しました。
クリエイティブを強みとするセプテーニとして負けられない戦いではありますが、3社の異なる視点と考え方を通し、新たなクリエイティブの可能性への拡がりと、業界全体のさらなる発展に貢献できるよう、全力で取り組み、楽しみたいと思っております!」
「ダイレクトアジェンダ」は、通販・直販事業に携わるトップマーケターが約250人集結し、2泊3日で行う合宿型カンファレンス。ダイレクトマーケティングの最先端の知識を得てネットワーキングすることで、各社のビジネスの成長につなげることが目的となる。