カスタマーエンゲージメント研究会 #06Sponsored

【調査レポート】ノウハウ・人材不足の悩みが噴出 デジタルマーケティングの成果が出ない企業が“今”取り組むべき唯一の打ち手

 

ツールの導入効果を最大化するたったひとつの方法


 今回の調査によって、「中途採用」「ツール導入」による課題解決の効果が、実はそこまで高いものではないということが判明しました。八方ふさがりではないかと嘆息した方もいらっしゃるでしょう。しかし、即効性のある方法がないかというとそうではありません。ひとつだけ、すぐに実践でき、成果を期待できる方法が浮き彫りになったのです。

 その方法を示しているデータがこちら。



 「CRO(WebサイトのCVRを向上させる活動)」と、そのためのツールである「Web接客ツール」の運用体制の関係を分析したところ、Web接客ツールを用いて、最も高い運用成果をあげている組織体制は、ツールの運用を「ほぼ外部に委託している」ケースであることがわかったのです。

 つまり、ツールの運用において高いスキルを持った専任担当者を配置できない場合には、専門的なスキルを持つ外部支援企業の活用が非常に効果的だということです。
 

柔軟な組織の構築がデジタルマーケティングを加速させる


 デジタルマーケティングにおいて成果をあげるためには、その実行環境であるマーケティングツールの導入はもちろん重要ですが、同時にそれらを活用できるノウハウを持った専門的な人材をいかに確保・育成できるかがカギになるということが今回の調査で明らかになりました。

 ここでいうノウハウとは、ツールの使い方に精通している、という意味ではない点が重要です。求められるノウハウは、そのツールを用いて「どのような施策・コミュニケーションを行えば成果が上がるのか」という、マーケティング施策に対するノウハウです。

 「ツールが使えること」と「ツールを活用して成果の出る施策を行えること」はまったく異なります。今、組織の中で課題となっているのは、まさにこの「施策をまわすノウハウを持った人材」です。

 とはいえ、マーケティング施策に対するノウハウを持った人材の確保や育成は一朝一夕で行えるものではありません。人材の育成と早期の成果向上を両立させるためには、外部の支援企業の活用を含めた、柔軟な組織体制やマネジメントの在り方を模索していくことが必要不可欠。今、多くのマーケティング組織に求められているのは、この取り組みなのです。

 インハウス化はもちろん重要なテーマであり、目指すべき姿であると思います。しかし時間は限られています。

 成果を早期に出しつつ、同時並行でOJT的にノウハウを蓄積し人材の育成を図っていくためにも、我々、Reproのような運用支援企業のサービスを上手く利用していくことも、ひとつの選択肢として考えてもらえればと思います。

 そのような課題を解決するためのサービスとして、今年から「コンバージョン最大化サービス」の提供を始めました。ご興味があれば一度、サービスサイトをご覧ください。

 なお、今回ご紹介したデータは、「『Webサイト活用状況に関するアンケート』調査レポート」の主要トピックのみを取り上げたものです。調査レポート自体は全61ページのボリュームになっており、より深堀した、詳細な分析・考察をご覧いただけます。自社課題の発見、解決策の模索の一助としてご活用いただけると幸いです。

「Webサイト活用状況に関するアンケート」調査レポート(全61ページ)をダウンロードする
 
【調査概要】
・調査名:Webサイト活用状況に関するアンケート
・実施期間:2021年6月15日~2021年7月13日
・実施方法:インターネット調査
・調査対象者
 自社Webサイトを保有している企業で、自社のデジタルマーケティング業務に携わっているデジタルマーケティング組織の役職者(部長、課長、係長、チームリーダー)。コンサルティング、広告代理店、マーケティング支援、SaaS提供者ではない
・有効回答者数:254人
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