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「好きと欲しいをつくる」、Instagramではじめるブランド成長と顧客獲得を徹底解説。

 

Instagramでブランド広告を実施するメリット

 

 宇津井氏によると、Instagramでブランド広告を配信するメリットは3つある。ひとつ目は、多くの熱量の高い利用者が偶発的な発見を求めて訪れるため、商品やサービスが受け入れられやすい環境である点だ。

 Instagramの国内月間AA(アクティブアカウント)数は、3,300万以上になる。コロナ禍でのモバイル利用時間の増加とともに、さまざまなブランドにとって潜在層となりうる人が豊富に存在する場となっている。そして、集まる利用者の熱量が非常に高いという特徴があり、昨年Facebook社が「新しいブランドを発見するメディア」を調査したところ、さまざまなメディアと比べてもInstagramがトップだった。「広告への抵抗がなく、むしろ歓迎する」という項目でもトップの評価だったという。

 また、日本ではグローバル平均に比べて「ハッシュタグ」による検索が5倍になる。Instagramを開いて、興味があることを検索し、それに関連するものを芋づる式に見るような行動をしており、ここからも利用者が積極的に情報を探し求めてきている傾向が見られると説明する。

 利用者のプラットフォーム上での「いいね」や「保存」「シェア」といった行動、購入履歴などの行動を蓄積し、そのデータをもとに、利用者が購入しそうな商品の広告が、パーソナライズさて表示されるようになっているため、自分ごと化しやすく、潜在層を掘り起こすことを得意としているのだ。

 どのくらいパーソナライズされているかを実感するために、宇津井氏は「友人や家族と発見タブを見比べてみてください」という。実は、ひとつとして同じ発見タブはなく、人それぞれの興味関心に合わせて表示される内容が人それぞれ違うため、「つい見に来たくなる」、「ここに来たら好きなものを確実に提供してくれる」、そんな気持ちにさせられるので利用者は繰り返し来訪するのだ。

 ある国内データでは、テレビと比べてInstagramの方が1.5倍も自分に関連度の高いコンテンツが表示されると利用者が答えている調査があるそうだ。

 続いて、Instagramでブランド広告を配信する2つ目のメリットは、潜在層に十分にリーチできる点だ。

 テレビ、デジタルメディア、雑誌などの他メディアと比べても、Instagramはリーチ補完やリーチ純増に貢献でき、単体でのリーチ拡大の可能性が十分にある。獲得広告とブランド広告の重複リーチは10%以下で、獲得広告を既に実施している企業でも、まだまだリーチできていない層が多く存在するのだ。

 ネットショップ開設支援「BASE」の例では、顧客獲得を目的にしたキャンペーンに加えて、テレビCMと連動した、リーチ目的キャンペーンを実施。その結果、新規リーチが96%も増えて、ショップ開設への貢献が継続的に確認できたそうだ。

 最後に3つ目のメリットとしては、「好きと欲しいをつくる」ビジュアル中心のメディアであることが、利用者のがアクションにつながりやすいという点だ。
 

 人は脳へ情報伝達をするとき、視覚情報が9割を占めると言われている。つまり情報を効果的に伝えるためにはビジュアルでの伝達が効果的で、Instagramは直感的に伝わるようにビジュアル中心に設計されている。

 そのため、ファッションや化粧品など映える業界だけでなく、出版や不動産、飲料、トレーニングジムといった企業もビジュアルを通して、ユーザーへのメッセージを配信できる。さらに、それに合わせて多面的なストーリーテリーングが表現できる「フィード」、「ストーリーズ」、「Instagramライブ」など豊富な機能を用意している。

 宇津井氏は、こうしたメリットを挙げて、獲得広告だけでなくブランド広告を組み合わせて展開すべきだと語り、講演を結んだ。

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