House of Instagram #01Sponsored

「好きと欲しいをつくる」、Instagramではじめるブランド成長と顧客獲得を徹底解説。

 

広く・効率的にメッセージを伝えるためには


 また、より多くのオーディエンスにリーチしたい場合、より多くのニーズを持つ人にメッセージを届けたい場合は、「複数の表現で伝える」もしくは、「複数の訴求で伝える」ことが必要とし事例を紹介した。
 
 ①   複数の訴求で伝える事例

 Panasonicの「オーブントースター ビストロ」は、同じクリエイティブ素材でも、縦長に見せる工夫や表現を変えたり、静止画を組み合わせたカルーセル表示にしたり、活用方法自体を変えた。それにより、多くのオーディエンスにリーチできて、「広告想起」と「メッセージ想起」ともに業界平均を大きく上回る結果になった。
 

 多くのアセットを作ること自体がハードルに感じられる場合、制作に手間をかけずにテレビCM素材のモバイル最適化や販促プロモーション素材を活用し、バナー広告と組み合わせることで縦長広告を作成することもできるという。また、静止画しか持たない場合は、背景やロゴを加工しモーション効果を付けることで目を引く動画広告を作成することもできる。
 
 ②   複数の訴求軸で伝える事例

 化粧品のドクターシーラボの「VCエッセンスローションEX」はリニューアルキャンペーン時に、化粧水の成分や効果など製品の一番の売りや、受賞歴を表現するなど、顧客のニーズに合わせてさまざまな訴求を実施している。同じキャンペーンのなかでも訴求軸をずらすことで、より多くの人に共感してもらえるようになるという。これにより、広告想起、購入意向、広告からの直接購入にも寄与できるとされる。
 

 また、2つ目の事例としてトヨタ自動車の「カムリ」は、テレビCMや販促用のプロモーション素材から、「走行」や「スタイリング」、「内装・インテリア」、「操舵感」をメインとした動画広告を作成した。静止画で文字を載せて訴求軸を増やすことも可能という。
 

 田内氏は、事例を総評して「最も急成長している広告主は11倍より多くのクリエイティブアセットを作成してテストをしている」と言った。すべてのクリエイティブがよいパフォーマンスでなくても、トライアンドエラーを繰り返すことで多くの利用者に合った勝ちクリエイティブが、パフォーマンスの高いキャンペーンには必要とのことだ。
 

Facebookビジネスパートナーを活用する

 
 最後に田内氏は、「自社素材やリソースがなくても、動画素材、静止画素材からの動画クリエイティブ作成ツールや動画広告作成ツールがある」とし、「Kaizen Platfom」や「Shuttenrock」、「Canva」、「Richka」のビジネスパートナーを紹介した。
 
 「お手持ちの動画や静止画を活用し、みなさまも価値クリエイティブを見つけて欲しい」と講演を結んだ。
 
 
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