マーケティングアジェンダ2022 #03
カインズはなぜDXに成功できたのか、執行役員CDO 池照氏が語る舞台裏【マーケティングアジェンダ 登壇者決定】
2022/05/16
カインズ流の顧客主義DXの鍵はP/Lだった!?
2022年5月25日から28日にかけて沖縄県・読谷村(ロイヤルホテル沖縄残波岬)でマーケティングをテーマにしたカンファレンス「マーケティングアジェンダ2022(主催:ナノベーション)」が開催される。キーノートには、カインズ 執行役員CDO兼CMO兼 デジタル戦略本部長である池照直樹氏の登壇が決まった。聞き手は、日本アイ・ビー・エム チーフ・マーケティング・オフィサー 執行役員の風口悦子氏が務める。
ホームセンター業界で売上首位のカインズは2018年に「IT小売企業宣言」を掲げ、売場や社内のDXを推し進めている。その動きは、同業界のみならずリテール業界全体で注目を浴びる存在だ。今回、登壇する池照氏は2019年からCDO兼デジタル戦略本部長として、売上に加えて顧客体験を向上させるデジタル改革を担ってきた。同社のDXは顧客を中心に捉え、デジタルツールを用いて買い物体験の中の煩わしさを解消する「ストレスフリー」や、消費者一人ひとりに合わせた提案をする「パーソナライズ」などを実現してきた。
DXは、デジタルツールを導入することなどが目的化しまいがちであるが、本来は消費者の心理や行動に沿ったものにならなければならない。池照氏は「P/Lをはじめ自社の事業構造を理解することが、その先にある消費者の想い、動きが読み取ることができる」と言う。消費者が商品やサービスを購入した結果、企業の利益が生まれ、その利益がどのように生まれているかを詳細に把握することで、消費者の心理や行動の把握につながる。そのため、CEOやCMOなど社内で役職をもった人だけではなく、チームメンバー全員が第一に事業構造を理解することを日々求めている。
今回のキーノートでは、リテール業界全体で注目を集めるカインズのDX戦略を紐解きながら、事業構造を理解することの重要性と、それによって成し遂げた「顧客主義DX」の背景を深堀りする。
マーケティングアジェンダ2022 公式ページは、こちら
「マーケティングアジェンダ」は日本最高峰のカンファレンスを目指したマーケティングカンファレンス。国内外のブランド企業などトップマーケターが集結する合宿形式のカンファレンスで、今回が6回目の開催となる。マーケティングコミュニケーション領域において、企業が直面している課題を3泊4日でディスカッションし解決策を導き出しながら、業界を超えてネットワーキングを深めていく。
今年は、「“So what?” What does it matter to our consumers? 」をテーマに掲げる。キーノートや様々なネットワーキングを通じて、日々起こる事象に対し、「それはどういうこと?」「お客さんにとって本当に大事なこと?」を問う思考習慣を身につける。
他にもマーケティングアジェンダ2022の記事を公開しているので、ぜひご覧ください。
・スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 加藤桜子氏、株式会社Preferred Networks 執行役員 最高マーケティング責任者 富永朋信氏によるキーノート#1 スターバックス商品開発責任者が追求し続けてきた「So What ?」とは(公開予定)
・A.T.カーニー 日本法人会長 兼 CIC Japan 会長 梅澤高明氏、ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター(CMO) 足立光氏によるキーノート#4 So what?で考える日本の「観光立国」再始動(公開中)
キーノート登壇者 プロフィール
マーケティングアジェンダ2022 概要
- 名称
- Marketing Agenda 2022 (MA22)
- 開催日時
- 2022年5月25日(水)-28日(土) <3泊4日> ※28日朝解散
- 会場
- Royal Hotel 沖縄残波岬(沖縄と周辺施設)
〒904-0394 沖縄県中頭郡読谷村字宇座1575 - 参加者
- 250名
- 参加方法
- ブランド枠:無料(審査有)
プレミアムブランド枠:200,000円(税込 220,000円)
パートナー枠:480,000円(税込 528,000円) - ハッシュタグ
- #ma22
- 主催
- 株式会社ナノベーション
- 特別協力
- アジェンダノート(Agenda note)
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