ダイレクトアジェンダ2022

「ダイレクトアジェンダ2022」が宮崎で開幕、テーマは「Leading to Customer success ~変わりゆく顧客体験~」

 

ECの施策と3年後に起こるイノベーションに迫った、見どころ満載のセッションばかり


「ダイレクトアジェンダ2022」が6月23日、幕を開けた。ECや通販などに関わるダイレクトマーケティング領域のトップマーケターが、フェニックス・シーガイア・リゾート宮崎市(宮崎県)に集結し、会場は熱気に包まれた。

 2泊3日の合宿型カンファレンスの初日、キーノートはダイレクトアジェンダの人気キーノート企画「ダイレクトマーケティングの現在と未来。今後3年間で起こるイノベーションは何か?」と題して、ZOZO 執行役員の山崎孝郎氏、資生堂ジャパン EC事業部 部長の小椋一平氏、Mizkan Holdings 執行役員 最高ダイレクト戦略責任者の高橋宏祐氏の3人スピーカーとして登壇し、モデレーターとして、シンクロ 代表取締役社長の西井敏恭氏が登壇した。今年で6回目を迎える本セッションは、ECのタイプやそれに対する施策について語った。さらに、新しいマーケティングの課題に対して、デジタル広告、アプリ、販促、プロモーションなどの多くの手法に対応するべきかと、ディスカッションが繰り広げられた。
    
キーノートに登壇した(左から)西井氏、小椋氏、山崎氏、高橋氏

 2日目のキーノートには、「新生キューサイの未来は?」をテーマに、2022年3月に代表取締役社長に就任したキューサイ 代表取締役社長の佐伯澄氏と、青山商事 リブランディング推進室 室長補佐の藤原尚也氏が対談を予定している。

 さらに、ネットワーキングブレイクでは、新型コロナウイルスの感染拡大によって非接触型の消費行動が進んだことにより今後さらに成長が見込まれるECの販売手法、ライブコマース、メタバースのリアルを語るセッションや、近年多くの企業でも導入が進んでいるマーケティングオートメーションは、顧客に対し本当に価値を提供できているかを解説するセッションも予定している。その他に、サステナブル、脱クッキー、EC物流、CRM施策、データ活用など、ダイレクトマーケティング領域のトレンドを紹介する多くのセッションも見どころだ。
 

新型コロナウイルスの感染対策も念入りに


 少しずつ収束が見られる新型コロナウイルスだが、今年も安心して多くの方が参加することができるよう、マスク、着用、消毒、パーテーションなど、万全の対策を行なった。また、参加者と主催者、関係スタッフすべての抗原検査を実施し、カンファレンス会場や通路、客室など施設内の消毒を徹底している。

 抗原検査は、先月沖縄で開催された「マーケティングアジェンダ2022」でも実績があり、今回はさらに医療用のキットを使用していることで感染対策に備えた。また、名刺交換もQRコードだけでできるよう、Sansanの協力のもと参加者全員に「Eightプレミアム」を提供した。
ダイレクトアジェンダ2022(宮崎)会場の様子

 本カンファレンスは、今回が6回目の開催。ダイレクトマーケティング領域において企業が直面している課題を2泊3日で集中的にディスカッションし、解決策を導き出しながら、業界を超えてネットワーキングを深めていく場となる。

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