マーケティングアジェンダ東京2022

日本最高峰のマーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ東京2022」が開幕

 

「マーケティングアジェンダ東京2022」が2日間にわたり開催


 日本最高峰のマーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ東京2022」(主催:ナノベーション)が12月8日、都内(ベルサール新宿セントラルパーク)で幕を開け、会場は熱狂に包まれた。

「マーケティングアジェンダ東京2022」は、今年の5月に沖縄で開催されたマーケティングアジェンダと同じく「So what?~What does it matter to our consumers~」がテーマ。初日のオープニングキーノートには、「『So What? 』が生み出した古い業界への挑戦とは ~タクシーアプリ『GO』の裏側~」というテーマで、Mobility Technologies 代表取締役会長の川鍋一朗氏、スマートスキャン 代表取締役の濱野斗百礼氏が登壇した。

 本セッションでは、日本交通ホールディングスとディー・エヌ・エーが、タクシー配車アプリ等に関する事業を統合することで誕生した、タクシーアプリ『GO』の裏側に迫った。また、川鍋氏が経営をする前にタクシーの運転手を10年間務めた経験から、従業員や社員との心を通じることの重要性を語った。さらに、最近のマーケティング業界に対しても数字だけが重要視されてしまっている現状に危機感を示し、スキルなどの測定することのできない「人間性」と「決断力」が、一人のビジネスパーソンとして必要であることを伝えました。
  
対談中の濱野氏(左)と川鍋氏(右)

 キーノート#2では、「What’s “so what ? ” ?」というテーマで、スピーカーにコルク 代表取締役社長の佐渡島庸平氏、Preferred Networks SVP最高マーケティング責任者の富永朋信氏が登壇した。本セッションでは、『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』など多くのヒット作品を通して、人を楽しませることや人の感情を揺さぶる編集者である佐渡島氏。編集者は作家と読者の間に立ち、マーケターは商品・サービスと顧客の間に立つとし、編集者とマーケターの共通項などについて語った。
  
対談後の富永氏(左)と佐渡島氏(右)
 

2日目には業界人間ベムで有名な横山氏や、Facebook Japan 代表味澤氏が登壇


 2日目も見どころが満載の公式セッションが行われる。「マーケティング・広告業界予想 2012年 ⇒ 2023年 ⇒ 2030年」というテーマで、スピーカーに横山隆治事務所 代表取締役の横山隆治氏、聞き手に資生堂インタラクティブビューティー DX本部/デジタル戦略部の大槻開氏が登壇する。

 横山氏は、自身のブログを通して「業界人間ベム」としてマーケティングやデジタルマーケティングに関する知見を発信し、毎年1月にその年の広告業界を予測する記事は話題になっていた。今回は、その業界予測を実際のリアルセッションとして開催する。来年という目の前だけではなく、2030年という長い視点で意識すべき重要なことを議論する。

「Instagramって、使ってメリットありますか?」というテーマで、スピーカーにFacebook Japan 代表取締役の味澤将宏氏、聞き手にファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)の足立光氏が登壇する。2010年からのサービス開始以来、今や世界で約20億の月間利用者を持ち、日本においても幅広い利用者に日々欠かせないサービスとして利用されているインスタグラム。“「好き」と「欲しい」をつくる ” ことができるプラットフォームとして、コミュニティや人と人との繋がりを目的とし、多くのビジネスシーンでも活用されている。そこで今回、インスタグラムを活用しビジネスの成長につなげるための考え方やアプローチ、ソーシャルマーケティングの本質に迫る。

 また、前日の12月7日には、同会場にて次世代を担うマーケターが集まるカンファレンス「ライジングアジェンダ2022」が初めて開催された。詳細は、こちら。

マーケティングアジェンダ東京 公式サイトは、こちら

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