「ライジングキャンプ2023」開催決定、若手マーケターのスピーカー公募始まる

 

若手マーケターが挑戦できる「ライジングキャンプ」

 2023年4月26日に、若手マーケターに必要な議論と共創のための学びのキャンパス「ライジングキャンプ2023」の都内（WASEDA NEO 早稲田大学日本橋キャンパス）開催が決まった。参加者に35歳以下という年齢の目安を設け、若手マーケターのみが集まる場になり、今回が初開催となる。

 「ライジングキャンプ」は、若手マーケターのさらなる成長を目的に、ネットワーキングに軸を置いたカンファレンスだ。2022年12月に次世代を担うマーケターが集まるカンファレンス「ライジングアジェンダ2022」の開催を皮切りに、始動したライジングプロジェクトのひとつ。「ライジングアジェンダ」が自己を鍛えるためのトレーニングセンターの位置付けであるのに対して、今回の「ライジングキャンプ」は、若手マーケター同士のコミュニティ形成を模索する場として、さらなる成長の機会を創出するために企画された。



 コミュニケーションには、「討論」「議論」「会話」「対話」の4種類があり、「討論」はある問題の是非について、正しいのかどうかを決めるための話し合い、「議論」は自分の考えを述べたり、他人の意見を批評しつつ、合意形成や意思決定のために論じ合うことだ。また「会話」は二人または複数人で自由に話し合い、情報交換を気軽に行うことであり、「対話」は尊重し合う関係性に基づき、互いの理解を深め、新しい価値を求めることだ。「ライジングキャンプ」では、4種類のコミュニケーションの中でも「対話」を実践する場である。「対話」は英語で「ダイアログ」と訳されるが、情報交換だけではなく、お互いの理解を深めることにより、若手マーケターの意識や行動を変化させる創造的なコミュニケーションを創出する。

 「ライジングキャンプ2023」は、1日と短い時間の中で「対話」を実践できる企画を念頭に置き、ライジングキャンプのカウンシルメンバーと議論を行い、準備を進めている。自分自身の仕事や生活に新しい意味づけを行い、変化と成長、そして深化に繋げていける場として活用することができる。

ライジングキャンプ2023 公式サイトは、こちら
 

「ライジングキャンプ2023」スピーカー公募開始

 今回、新たな取り組みとして「ライジングキャンプ」では、日常の業務におけるビジネス課題や、その課題解決に向けた取り組みや成果、成功事例などを発表するスピーカーを公募する。ライジングキャンプにスピーカーとして登壇することにより、自らが取り組んできた成果や成功事例を多くのマーケターの前で発表できる。また、ライジングキャンプの公式サイトやAgenda noteの公式SNSなどに掲載され、マーケティング業界での認知度の向上につながり、今後のキャリア形成に向けた大きな強みになる。

 「ライジングアジェンダ2022」では、オープニングキーノートに「マーケティングでキャリアを築くために」というテーマで、ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター CMOの足立光氏が登壇し、日本を代表するマーケターが考えるキャリアや結果を出し続ける方法などについて語った。マーケティングの先輩が15分で語るセッションでは、「マインドチェンジした瞬間」というテーマで、日本アイ・ビー・エム CMO執行役員 マーケティング担当の風口悦子氏が登壇し、若手マーケターと共に登壇するセッションでは、「キャリアのベン図で自己成長を考える」というテーマで、小林製薬 CDOの石戸亮氏が登壇した。
 
ライジングキャンプ スピーカー公募については、こちら
 

ライジングキャンプ カウンシルメンバー