ライジングサロン #03

小林製薬 CDOの石戸亮氏が考える「マーケターの役割やキャリアの拡張」とは【ライジングサロン3月開催】

 

3月のライジングサロンは、小林製薬 CDOの石戸氏が登壇


 若手マーケターに必要なスキルと知識習得のための学びのキャンパスである「ライジングサロン(主催:ナノベーション)」第3回が3月17日に都内・オンラインで開催される。「ライジングサロン」とは、同世代の仲間との情報交換を目的としたコミュニティで2023年1月よりスタートした。

 今回は、講師として小林製薬 CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)の石戸亮氏が登壇。同氏はサイバーエージェント、Google、Datorama、Salesforceを経て、パイオニアでCCO (チーフ・カスタマー・オフィサー)や CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、CDOを経験。ベンチャーや外資系企業、老舗企業など、さまざまな企業での経験を得て、2023年1月からは小林製薬のCDOに従事している。そのほか、ノバセルやパイオニアなど数社のアドバイザーも兼任。さらに、都内の肉バル「Trim」のオーナーやエンジェル投資家としても活動している。

 昨年、開催された35歳以下のマーケターが集う「ライジングアジェンダ2022」では、「キャリアのベン図で自己成長を考える」というテーマのセッションに登壇し、35歳以下の若手マーケターとともにキャリアやマーケターの役割について議論した。

 今回のサロンでは、これまでの石戸氏のキャリアを踏まえて、マーケターとしての領域を越えて活躍していること。さらに、飲食店の経営者やエンジェル投資家としても活動するなど、マーケターやビジネスパーソンとして枠を拡張し、様々な場で活躍している背景や意図を解説していく。若手マーケターにとって、自身の将来のキャリアの選択肢と視野が広がる機会となる。
  
2月に開催した「ライジングサロン」の様子

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参加者が主役の「フィッシュボウル」も実施


 プログラムの後半には、花王 DX戦略部門 事業DX推進センター データドリブンMK推進室の廣澤祐氏が登壇し、若手マーケター参加型の「フィッシュボウル」を実施する。フィッシュボウルとは、空間の中心に円を描くように椅子を配置し、そこに座る人が対話を行い、その様子を外側から眺めるという意味で「フィッシュボウル=金魚鉢」と呼ばれている。

 フィッシュボウルは、参加している全員で対話の内容を深めつつ、共有するための方法である。サロンに参加する若手マーケターは性別も、年齢も、役職など立場が異なるが、お互いの観点をしっかりと理解し、話を傾聴できる。今回は、プログラム前半の石戸氏のセッションを踏まえて、後半はフィッシュボウルを通してマーケターの役割やその領域を超えて活躍するためにはどうすればよいかを議論する。

「ライジングサロン」では、月ごとにライジングキャンプ・ライジングアジェンダのカウンシルメンバーが幹事となり、幅広い経験と様々なキャリアをもとにマーケティングに関するテーマを設けた勉強会を実施している。カウンシルメンバーや同世代の仲間との議論を通じて、実務で応用可能なスキルやキャリア構築に必要な能力を身に付けることができる。

 勉強会後には参加者同士の懇親会も開催し、普段接することの少ない同世代のマーケターと交流することで、業務課題や将来に対する目標など本音で相談・対話できる一生の仲間を見つけることを目指す。

 本コミュニティは、2022年12月に開催された35歳以下の若手マーケターが参加できるカンファレンス「ライジングアジェンダ」にて、多くの参加者から「継続的に集まる場がほしい」という要望を受けて生まれた。第3回はコミュニティ発足を記念し、トライアルプランを設け、税込1000円で参加可能となる。

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第3回 ライジングサロン講師 プロフィール

 
石戸 亮 氏
小林製薬
チーフ・デジタル・オフィサー (CDO)

大学卒業後、新卒でサイバーエージェント入社、子会社2社で取締役を務める。Google Japanではエンタメ、メディア企業の広告やマーケティング支援、イスラエル発のAIスタートアップ企業Datoramaの日本市場参入を推進。その後、セールスフォース・ドットコムのDatorama買収によりPMIを推進し同社を経て、2020年4月からパイオニアのモビリティサービスカンパニーのグループ チーフ・デジタル・オフィサー(CDO)として参画し、2021年8月よりチーフ・カスタマー・オフィサー(CCO)兼 チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)、2022年9月よりグループ チーフ・デジタル・オフィサー(CDO)も務める。2023年1月から100年以上の歴史のある老舗メーカー小林製薬にCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)に従事し、ノバセルの事業戦略アドバイザー、パイオニアのカスタマーファースト推進本部のアドバイザーや他数社も兼任。マーケターやIT企業、スタートアップ企業の集まる東京タワー近くの肉バル「Trim」のオーナー。趣味はキャンプ。
 
花王 DX戦略部門 事業DX推進センター データドリブンMK推進室
廣澤 祐 氏

2015年に新卒として花王株式会社へ入社し、広告宣伝部(現メディア企画部)にてデジタルマーケティングを3年経験したのち、化粧品ブランドのマーケティングに3年従事。
2021年1月より新設されたDX部門にて社内のデジタル化を推進、2023年より現職。

【 その他の経歴 】 2020年よりデジタルマーケティング研究機構 U35 Project プロジェクトリーダーを務める。 2021年に一橋大学大学院 経営管理研究科(MBA)を修了したのち、現在は同大学院の博士後期課程に在籍しイノベーション・マネジメント / MOTの研究に従事。 その他、メディア連載やイベント協力などを務める。
 

第3回 ライジングサロン 開催概要

 
開催日時
3月 17日(金)19:00~20:30(20:30~21:30懇親会)
会場
ノバセル株式会社
〒141-0021 東京都品川区上大崎2丁目24番9号
※オンラインによるリモート参加もできます。
オンライン:Zoom
開催日が近くなりましたらお知らせいたします。
費用
トライアル参加:1,000円(税込)
※懇親会費は別途、3,000円(税込・参加希望者のみ)
 当日現金でお支払いください。
※競合企業の場合、参加をお断りする場合がございます。
参加条件
・35歳以下のマーケター
・参加申込締切:3月15日(火)18:00まで
定員人数
35名
※先着になりますので、お早めにお申し込みください。

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