マーケティングアジェンダ2023 #06

約400人のマーケターが沖縄に集結 「マーケティングアジェンダ2023」が盛況のうちに閉幕

マーケターが非日常空間でネットワーキング


 マーケティングアジェンダでは、トップマーケターがそれぞれの業界の取り組みや課題解決に向けた方法を集中的にディスカッションし、刺激し合うことで仕事に役立つネットワークを深化させていく場として、ブランド企業同士のコラボレーションやパートナー企業とのビジネスマッチングを行った。

 会期中には世界文化遺産の座喜味城や米国文化が色濃く残る沖縄市の「コザ」を会場にネットワーキングパーティが開催され、日常から離れた非日常の空間で参加者同士の交流を深めた。
   
2日目の夜に「コザ」で行われたネットワーキングパーティの様子

 3泊4日の合宿型カンファレンスの中では、セッションやネットワーキングパーティーのほかに、勉強会や沖縄の観光資源を活用したレクリエーションを行った。残波岬を海から眺めるクルーズや無形民俗文化財の闘牛、デザイン思考を学ぶ講座、トップクリエイターから名作CMの解説を聞く勉強会など、様々なアクティビティの中から参加者が自由に選択した。
 

3度目の開催、ヤング・クリエイティブ・アジェンダ


 若手クリエイターがアイデアを競い合うコンペティション「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2023」が開催され、クリエイティブ職を2年以上経験している35歳以下(2023年5月24日時点)の若手クリエイターがアイデアを競い合った。

 9社8チーム(ゼロイチ、GMO NIKKO、博報堂、パズル、アイレップ、エイド・ディーシーシー、ENJIN、東北新社、電通デジタル)が参加し、沖縄が誇る泡盛の「残波」を製造する比嘉酒造から課題が提供され、限られた時間の中で企画案を提案した。

 今年のマーケティングアジェンダはコロナ以降、過去最大の人数と規模で開催され、盛況のうちに閉幕した。今年12月には、沖縄開催と同じく「アイデアの発見」をテーマに「マーケティングアジェンダ東京2023」を行う。

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