あなたのクリエイティブ・ジャンプは何ですか?~ネプラス・ユー京都2024 特別企画~ #06

デザイン→マーケ→広報へのキャリアチェンジでつかんだナリス化粧品「シェアNO.1」と掲載アップ【ネプラス・ユー京都2024特別企画】

 

アートでもサイエンスでもなく「心をどう動かすか」追求


―― デザインとマーケティングの経験はどのように広報に生きていると思いますか?

 デザインは見た目で顧客の購買を促すだけでなく、使いやすさや安全性の基礎となる部分でもあり、そういった課題をデザインで解決しながら、その苦労を表に見せない点が、とてもクリエイティブだと感じています。また、プロダクトやパッケージのデザインは生産効率やコストに非常に響くので、原価率や生産効率への理解を深められました。これらは後に、マーケティングで課題を発見しながら解決策を考えたり、コストを意識したりするのに非常に役立ちましたね。

 マーケティングではメイン業務が製品開発だったので、自社製品が他社に比べてどう優れているのか客観的につかむ力や、先ほど申し上げた調査分析能力を培いました。生産現場からの一連の業務への理解があることも、製品のスペックを心動かすストーリーに置き換えてメディアやお客さまに伝える際に役立っています。

 また、マーケティングの経験を生かして、消費者の意識調査の立案から分析、リリース執筆までを自分で行い、調査結果に基づきお客さまの課題解決に役立つ製品のご紹介をしています。コロナ禍は特に、こういった調査系のプレスリリースの配信数を増やし、お客さまやメディアとの接点を維持することを意識しました。

 マーケティングにおける調査は未知の事柄を調べるためでしたが、広報の調査は基本的にアピールしたいことが決まっているのでやりやすかったです。もちろん、予想と反していたり、思いがけない調査結果が出てきたりすれば、そこから新たな訴求ポイントやストーリーを紡ぎ出すのも楽しかったですね。



 振り返ると、製品開発の川下にあたるデザインから、川上である製品企画や中身開発のリアルな実体験を持てたことは、素晴らしい経験だったと思います。

―― 横谷さんのようにデザイン(アート)とマーケティング(サイエンス)の両方の知見を持つ人材は企業にとって有益だと思いますが、人材育成についてどのようにお考えですか。

 私自身はオールラウンダーを目指したり、アートとサイエンスを分けて考えたりしことはありません。顧客やメディアなど、向き合う人の気持ちをどうやって動かすか、ということばかりを考えて、それぞれの職務で専門性を追求してきただけです。特に中小企業の場合は、さまざまな領域を担当するケースも多いと思いますが、どんな担務でも専門性は要求されます。それを繰り返していくことで、ユニークな人材に成長し、その人ならではの価値を発揮できるのではないでしょうか。

―― アートとサイエンスを分けて考えるのではなく、向き合う顧客やメディアの気持ちをどう動かすかを追求して、担当領域で専門性を高めてきた結果が、「クリエイティブ・ジャンプ」につながっているのですね。本日はありがとうございました。  

 

クリエイティブ・ジャンプにつながるアイデアが結集


 5月20日、21日に京都で開催される「ネプラス・ユー京都2024」にはクリエイティブなアイデアを実行して成果に結び付けるスピーカーや、全国のマーケターが多数集結する。バラエティーに富んだ施策や思考法から多彩なインスピレーションを得て、ビジネスの成果へとつなげる機会にしてほしい。

   

ネプラス・ユー京都2024 開催概要

  
名称
Ne Plus U 京都 2024(ネプラス・ユー 京都 2024)
日時
2024年5月20日(月) - 21日(火) *2DAYS
会場
京都テルサ テルサホール
〒601-8047
京都府京都市南区東九条下殿田町70 JR京都駅(八条口西口)より南へ徒歩約15分
参加方法
ブランド(2DAY):無料(事前審査制)
ブランド(ワンデイ):無料(事前審査制)
プレミアムブランド枠:100,000円(税込110,000円)
パートナー枠:250,000円(税込275,000円)
定員
250名
ハッシュタグ
#NPU24
主催
株式会社ナノベーション
特別協力
アジェンダノート(Agenda note)
ネプラス・ユー京都2024 公式サイトは、こちら
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