Rising Academy powered by ノバセル ~若手マーケターの登竜門~ #01

無料で学べる若手マーケターの登竜門「ライジングアカデミー」開講決定、ノバセル全面協賛のもとトップマーケターが直接指導

 

実践重視、若手マーケターが業務に生かせる知識とノウハウ習得


 マーケティング専門Webメディア「Agenda note」は、マーケティングプラットフォームを運営するノバセル(代表取締役社長 田部正樹氏)の全面協賛のもと、次世代を担う若手マーケターの育成の場となるアクセラレータープログラム「Rising Academy powered by ノバセル」(以下、ライジングアカデミー)を2024年11月から2025年9月にかけて開講する。年内の開講日と講師は、11月8日(金)にみずほ フィナンシャルグループ コーポレートブランドディレクターの祖谷考克氏、11月29日(金)にキャンサースキャン 介入研究事業本部 上級研究員の遠峰良美氏に決まった。マーケティング戦略やブランディング、クリエイティブ、広告、CRMなど、マーケティングの領域ごとにトップマーケターが講師を務め、若手マーケターが実務で実践できる知識とノウハウを学ぶことができる。

 ライジングアカデミーは、日本最高峰の合宿型マーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ」などを主催するナノベーション(代表取締役 中野博文氏)が、若手マーケター向けに開催している「ライジングアジェンダ」のスピンオフとして企画された。

 「アクセラレーター」とは「加速させるもの」を意味する。単なる座学ではなく実践を重視し、各テーマに精通したトップマーケターから直接的にフィードバックを得られるのが最大の特徴だ。ワークショップを交えた全10回以上の講義と、ブランド企業(伊藤園)が出題する課題(オリエンテーション)に対して施策アイデアを練って提出する卒業プログラムに取り組むことで、若手マーケターが自身の業務に置き換えることができる実践知を得る絶好の機会となる。
  
ライジングアジェンダ2023で課題に取り組む若手マーケターたち
【ライジングアカデミー】 公式サイトはこちら  

参加は無料、事前審査制で本気の仲間が切磋琢磨し合う場に


 次世代を担うマーケター育成を目指すノバセルの全面協賛により、若手マーケターは無料で参加することができる。オンライン受講も可能とし、首都圏以外の居住者や、研修費用を捻出しにくい企業の若手マーケターにも、幅広く門戸が開かれている。一方で、参加は推薦人必須の事前審査制(定員:100名)とし、ダイバーシティを重視する観点から、男女比5:5を目指す。

 また、講義後にはリアル参加者による懇親会を設け、情報交換とネットワーキングを深めることにより、将来にわたり協力し合える若手マーケターのコミュニティ形成を図る。

 真剣に学ぶ意欲と高い視座、そして多様なバックグラウンドを持った若手マーケター同士が集い、実践形式の講義を通して互いに切磋琢磨し合うことで、事業成長を著しく加速させるマーケターが多数育ち、本アカデミーから羽ばたいていくことが期待される。
  
ライジングアジェンダ2023でネットワーキングする参加者。普段は出会えない若手マーケター同士だからこその刺激や仲間を得られる
 

充実のカリキュラムと実践的な卒業プログラム


 ビジネスにおけるマーケティングの重要性が増し、その領域も急速に拡張する中で、企業の将来を担うマーケターに求められるスキルも多岐にわたる。ライジングアカデミーでは、実務に役立つマーケティング戦略はもちろんのこと、ビジネスの成長に不可欠なチームビルディングやブランディング、人間理解に基づく顧客理解、効果的な広告やデジタルプロモーション、CRMといったテーマを網羅的にピックアップ。いずれも経験豊富なトップマーケター講師による講義と実務目線のフィードバックが受けられ、さらに実践特化の卒業プログラムに取り組むことで、これからのマーケティングにおいて必須となる、幅広く質の高い知識とスキル習得を実現できる。

【各回講義で取り上げるテーマ】

◆「チームビルディング」
◆「人間理解・顧客理解」
◆「マーケティング戦略」
◆「ブランディング」
◆「クリエイティブ」「広告効果」「プロモーション」
◆「デジタルプロモーション」
◆「CRM」「広報・PR」


【卒業プログラム】

 カリキュラム終盤には卒業プログラムにチームで取り組む。伊藤園がライジングアカデミーのために提供する課題「伊藤園の野菜飲料」に対して、実践的なマーケティング戦略を立案する。それまでの全ての講義はこの卒業プログラムでの実践を前提として進められる。
  


【伊藤園 執行役員 マーケティング本部長 志田光正氏のコメント】

 このたびは「ライジングアカデミー」卒業課題として、「伊藤園の野菜飲料」を取り上げていただき、ありがとうございます。伊藤園の「野菜飲料」には他社に先駆け開発・発売した製品が多くあります。
<1992年 充実野菜>トマト飲料が主であった市場に、「にんじん」を主体に果汁をミックスした飲みやすい野菜飲料を業界初で発売。
<2004年 1日分の野菜>厚生労働省が推奨する「1日の野菜摂取目標量350g分」を使用しギュッと濃縮した野菜100%を業界初で発売。
以降も、「ビタミン野菜」「理想のトマト」「毎日1杯の青汁」など健康に資する製品を開発し発売しております。
1歩先の野菜飲料を、多くのお客様に愛飲してもらうためのマーケティング戦略、プロモーション企画案を期待しています。

 

ハイレベル・多彩な講師陣が実践知を伝授


 マーケティングの実務を知り尽くし、各分野で活躍する強力マーケター講師が続々登場。参加者と同様に多様性を重視し、講師の男女比5:5を目指すのも、他では見られない試みだ。白熱の講義と細やかなフィードバックにより、参加者の学びの効果を最大化する。以下、登壇講師の一部をご紹介する。
 
清水 明子 氏
資生堂ジャパン プレステージブランド事業本部 プレステージブランドマーケティング本部 本部長

 資生堂ジャパン プレステージ事業本部マーケティング本部長。新卒でP&Gマーケティング本部入社。マックスファクター、パンテーン等を担当後、読売新聞社文化事業部に転職し美術展のマネージメントに従事。日本ロレアル、クラランスで化粧品のマーケティングに携わったほか、シャンパーニュ、ファッション等ライフスタイル領域でマーケティングに従事し、戦略設計と感性によるクリエイティブ思考の双方を強みとする。直近はLVMH傘下のロロ・ピアーナにてVice President Marketingを務めたのち、2022年より現職。
 
木村 真紀 氏
d.stylux 代表取締役

 サン・マイクロシステムズ(現 日本オラクル)にてダイレクトセールスを経験後、トレンドマイクロとクロックス・ジャパンにおいて、一貫として B2C Ecommerce及び、B2C デジタルマーケティングの日本責任者として、スタートアップフェーズから売上拡大に貢献。獲得型ECプロモーション、デジタルマーケティングといった過去の経験を活かし、2021年春よりパイオニアにおいてB2C Ecommerceとデジタルマーケティングの立上を行う。
 
横塚 知子氏
デル コンシューマー&ビジネス マーケティング統括本部 部長

 大学院卒業後、数社の企業で経験を積み、デル株式会社に入社。現在は、アジアパシフィック地域におけるデジタルおよびリテールマーケティング部門の統括を担当。ダイレクトビジネスの推進およびブランディングの強化に注力し、グローバルな視点と高度なマーケティングスキルを培い、企業の成長を支えている。これまでの経験を活かし、常に新しい挑戦を求め、変化する市場環境に迅速に対応することで、持続可能な成長を実現している。
 
安藤 彩子 氏
パルコ デジタル推進部 部長

 化粧品・アパレル等のメーカー・小売企業を経て、2018年パルコ入社。各社にてCRM戦略策定、ロイヤルティプログラム構築、顧客コミュニケーション、顧客データ分析、ポイントサービス開発運用等CRM関連業務に従事し、サービスリニューアルやシステムリプレイスの社内プロジェクトを推進。
 
橋本 しおり 氏
ベクトルグループ プラチナム PRディレクター

 イギリスにてマーケティング・PRを学び、現地PR会社にてインターンを経験。その後、ベクトルグループ プラチナムに新卒入社。メディアプロモーターを経て、PRコンサルタント・PRディレクターとして化粧品メーカー、食品・飲料メーカー、家電メーカー、IT企業等を担当し、パブリシティにとどまらない、PRドリブンでのIMC設計の中でも、特に「体験提供」までの設計・ディレクションを得意とする。2023年より株式会社プラチナム第6局局長に就任。同年よりACC TOKYO CREATIVITY AWARDS PR部門審査員に選出。
 
遠峰 良美 氏
キャンサースキャン 介入研究事業本部 上級研究員

 コンサルティング・ファームを経て、2005年にP&G入社。Consumer&Market Knowledge(消費者・市場戦略本部)にて、ブランド及びカスタマーを成長させるための消費者・市場理解を担当。 2011年より、予防医療分野で行動変容を効果的に促す仕組み作りを担う(株)キャンサースキャンに従事。人間理解・対象者理解をベースに、ナッジ理論等を活用しつつ、がん検診やHIV検査等の受診率向上や骨髄提供の推進、子どもの弱視の早期治療や体罰防止など、幅広い分野に携わる。
 
祖谷 考克 氏
みずほフィナンシャルグループ コーポレートブランドディレクター

 博報堂にて約15年、ブランドマネジメントからデジタル領域での戦略企画/プロデュース業務も担う。2013年よりアドビに参画、ビジネスコンサルタントとして顧客のデジタルビジネスを推進。2018年、新組織を日本で立ち上げ、経営視点からの中期的なデジタル変革の戦略策定を支援。2020年12月からはDXマーケティング部門を統括、グローバル組織の中で国内のB2Bマーケティングの変革に従事。2023年10月より現職。〈みずほ〉のコーポレートブランド確立と企業風土改革に取り組む。富山県出身。
 
廣澤 祐 氏
花王 DX戦略部門 インタラクティブプラットフォーム統括センター オウンドメディアインプリメント部

 2015年に新卒として花王へ入社し、広告宣伝部(現メディア企画部)にてデジタルマーケティングを3年経験したのち、化粧品ブランドのマーケティングに3年従事。2021年1月より新設されたDX部門にて社内のデジタル化を推進、2023年より現職。
【その他の経歴】
 2020年よりデジタルマーケティング研究機構 U35 Project プロジェクトリーダーを務める。2021年に一橋大学大学院 経営管理研究科(MBA)を修了したのち、現在は同大学院の博士後期課程に在籍しイノベーション・マネジメント / MOTの研究に従事。その他、メディア連載やイベント協力などを務める。
 
小森 正詩 氏
エムアイフードスタイル 総務本部長 執行役員

 神戸大学卒業後、伊勢丹に総合職として入社。百貨店の雑貨、食品領域のバイヤー、販売責任者を経験。2011年からは経営企画職に従事し、年次予算の策定や中期経営計画の策定に携わる。また、ビジネスにおける成長戦略の策定や新規事業の育成にも取り組み、直近では、事業会社のマーケティング部門に所属し、顧客の識別化や優良顧客化の仕組みを推進。
 

ノバセル 代表取締役社長 田部正樹氏のコメント


 私はラクスルのCMO、ノバセルのCEOとして、日々さまざまな業界や企業のマーケターと関わる機会があります。マーケティング戦略のアドバイスやキャリア相談を受けるなかで、多くの若手マーケターにとって実務で明日から使える「実践知」を得られる場が意外と無いことに気が付きました。

 実際に、世の中で開催されているセミナーや講義は座学が中心で、内容の多くは先進的な企業や認知度が高いブランド・サービスに関する事例紹介です。だからこそ、たとえトップマーケターの話を聞くことができても、フェーズや悩みが合致しない限り、得た知識をすぐに実務で生かすことは困難だと思うのです。

 この課題に対し、「実務で明日から使える」ことを標榜し、座学で終わらせずにワークショップや企業が実際に抱える悩みを題材に、チームで施策を考える卒業プログラムも設ける本アカデミーは非常に価値のある場と考え、今回の協賛に至りました。

 ノバセルがビジョンに掲げる「マーケティングの民主化」の実現に近付けるよう、若手マーケターが実践知を身に付けられる場の創出のために、無料で受講いただけるようにいたしました。ここで得られる実践知をもとに、ぜひマーケターとして成長いただけたらと思います。
【ライジングアカデミー】 公式サイトはこちら  

ライジングアカデミー 開催概要

 
名称
Rising Academy powered by ノバセル
日時
2024年11月~2025年9月(第1期)
毎月1-2回程度(予定)
会場
ラウンジ(株式会社ナノベーション内)
東京都渋谷区広尾5-17-10 EastWest 5F(会場参加:毎回先着40名)
Zoom(オンライン):
開催日が近くなりましたら事務局より視聴URLをお知らせいたします。
参加者
若手マーケター100名(推薦人を必須とした上で審査制)
参加費
無料
主催
Agenda note
特別協賛
ノバセル株式会社

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