リテールデータマーケティングカンファレンス2025
マツキヨココカラ&カンパニー登壇のキーノートで開幕、「リテールデータマーケティングカンファレンス2025」
2025/10/28
今年初開催、リテール・メーカーのマーケター150人超が集結
リテール・メーカーのマーケター150人超が一堂に集い、データを起点としてリテールマーケティングの未来を探求する「リテールデータマーケティングカンファレンス2025」が10月29日、東京都港区のシェラトン都ホテル東京で開幕した。
今年、初開催となった同カンファレンス。2023年から活動し、リテールメディアの新たな基準設定のプラットフォームを目指す団体「リテールメディアコンソーシアム」が主催する(事務局:ナノベーション)。
オープニングを飾るキーノートには、2025年の第一四半期で過去最高の売上・利益を達成したマツキヨココカラ&カンパニー 取締役 グループ営業企画統括副統括の松田崇氏が登壇。「最強!マツキヨココカラ式リテールマーケティング」をテーマに講演を行った。

マツキヨココカラ&カンパニー 取締役 グループ営業企画統括副統括 松田崇氏
一日限定のカンファレンスながら、この後も注目度の高いセッションが続く。
午後のキーノートには、資生堂からパーソナル事業を引き継いで2021年に誕生して以来、好調な業績を積み重ねるファイントゥデイ 日本事業本部ブランドマーケティング部 ヴァイスプレジデントの益川竜介氏が登壇し、「ファイントゥデイが実践するリテールマーケティングと組織連携」をテーマに講演する。
他にも、イオンリテール、花王、サントリー、平和堂、NTTドコモ、ライオン、住友商事、小林製薬、Iーneといった実績と知名度、そして先進性を兼ね備えた企業責任者が続々と登壇。アンケートデータを活用した最適なKPI設定や、購買データを駆使したタッチポイント最適化など、データ駆動による顧客体験向上、LTV最大化に第一線で取り組むマーケターが多数登壇し、最新の取り組みを共有する。

リテールメディアの健全な発展を目指す「リテールメディアコンソーシアム」
リテールメディアコンソーシアムは、リテールメディアのあり方を規定し、新たな基準を設定するプラットフォームとして機能する団体。日本独自のリテールメディアを定義し、最新事例とその効果を共有することで、消費者に新しい価値を提供するリテールメディアの創出を目指す。小売企業、メーカー、広告会社など、リテールメディアに関わる多様な企業が参加し、リテールメディアに関する情報交換や議論の場を提供し、業界全体の発展に貢献する。
クッキー規制の強化や購買チャネルの多様化、そして生成AIをはじめとするテクノロジーの目覚ましい進化。デジタルマーケティングを取り巻く環境が激変する中で、従来の広告手法だけでは顧客にリーチし、持続的な関係性を構築することは難しくなってきている。一方、小売企業が持つ豊富なデータを活用する環境が進化したことで、精度の高いターゲティングや効果測定が、オンラインのみならずオフラインでも実現しつつある。
本カンファレンスは、そうした最新のデータ活用事例やリテールメディアコンソーシアムが研究した最新動向を共有し、今後のマーケット予測を深く掘り下げ、リテールマーケティングの未来を共に探求する場となる。リテール・メーカーそれぞれの知見を持ち寄り、質の高い情報交換とネットワーキングを交わすことで、データ駆動の次世代マーケティングへとアップデートするきっかけとなることを目指す。
リテールメディアコンソーシアム
無料会員登録はこちら




メルマガ登録














