Rising Academy powered by オプト
ソーダストリーム 出口昌克氏が「WHO、WHAT、HOW」をテーマに講義。フレームワークを使う際に潜む落とし穴も解説【ライジングアカデミー】
2025/12/16
ナノベーションが主催する次世代マーケティングリーダー育成プログラム「Rising Academy powered by オプト」(第2期ライジングアカデミー)の第6回講義が11月7日夜、東京都千代田区のオプト本社で開催された。
講師を務めたのは、ソーダストリーム カントリーマネージャーの出口昌克氏。出口氏は、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンにて執行役員マーケティング本部長、日本コカ・コーラにてバイスプレジデントとして国内外計15のブランド管理経験を持つ、消費財ビジネスのプロフェッショナル。2021年に現職に就き、ソーダストリームの日本オフィスを統括している。
講義では、そんな同氏が「WHO、WHAT、HOW」をテーマに、実践で使えるフレームワークの基本を受講生に伝えた。
フレームワークの基本を解説、こぼれ話で「Yes, And」の思考法も紹介
出口氏は講義で、マーケティングの基本であり、最も重要なフレームワークのひとつ「WHO、WHAT、HOW」の基本を分かりやすく説明。WHO(誰をお客様に選んで、認知してもらうか?)、WHAT(何の価値を提供し、興味を持ってもらうか?)、HOW(いつ、どこで、どう伝えると覚えてもらえるか?)。ソーダストリームの具体例を用いて、受講生はこのフレームワークをどのように使うかを学び、使う際に潜んでいる落とし穴についても理解を深めた。
出口氏は「フレームワークの定義を言えることと、使いこなして結果が出ることは全く別」と指摘し、「結果が出なければ、何かがおかしい。スピード感をもって、自分で修正・改善する方法を学んでください」と強調した。最後には「担当ブランドを一番愛することができるのは皆さん。ブランド愛を強烈に持って、このブランドを真剣に育てるんだという気持ちで仕事に臨んでほしい」と呼びかけた。
講義終了後には、リアル会場の受講生を対象とした「こぼれ話」も実施した。テーマは「1=自分の結果、自分が原因」。あらゆることは自分の行動の結果であり、自分に原因があると考えることで、ビジネスで結果が出せる人になるという、出口氏の過去の経験に基づくアドバイスだ。
出口氏は「Yes, And」の思考法を紹介し、上司から難題を突きつけられても、まずは「できます」「はい、分かりました」と受け止め、その後に「それをするには、この条件が必要です」と付け加える言い方に変えると、できない理由を探すのではなく、できる方法を探せるようになると伝えた。
12月15日はリクルート 萩原氏が「クリエイティブ」をテーマに講義

萩原 幸也氏
株式会社リクルート
マーケティング室 クリエイティブディレクター 部長
山梨県生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、リクルート入社。リクルートグループのサービス、コーポレートのブランディング及び、マーケティングを担当。Xのフォロワー10万人。
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 クリエイティブ委員
武蔵野美術大学 評議員
武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員
武蔵野美術大学校友会 会長
県庁公認 山梨大使。
株式会社リクルート
マーケティング室 クリエイティブディレクター 部長
山梨県生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、リクルート入社。リクルートグループのサービス、コーポレートのブランディング及び、マーケティングを担当。Xのフォロワー10万人。
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 クリエイティブ委員
武蔵野美術大学 評議員
武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員
武蔵野美術大学校友会 会長
県庁公認 山梨大使。
12月15日は、リクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター 部長の萩原幸也氏が「アートとサイエンスで解き明かすクリエイティブの基本」をテーマに講義。アジェンダノートでは、この模様をレポートする予定だ。
この講義では、萩原氏がテレビCMをはじめとするマーケティング施策のクリエイティブについて、マーケター、アドバタイザーが押さえておくべき基本を、アートとサイエンスの両軸から解き明かした。
クリエイティブの専門家ではなくても、効果を高めるために理解しておくべき制作プロセス、広告主としての視点、クリエイターとの「最強の協業」における留意点を実務の観点から整理。制作会社や外部クリエイターと連携する際に「何を伝え、何を任せ、どこまで踏み込むか」を明確にし、クリエイティブの効果を最大化するためのコミュニケーションと協業のポイントを具体的に伝えた。




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