ダイレクトアジェンダ2026 #08

再春館製薬所のリピート率94%、ヒマラヤのEC事業成長を支えるCRM戦略に迫る ほか充実のブレイクアウトセッションを紹介【ダイレクトアジェンダ2026 参加企業募集中】

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I-ne、ミスミ、ジャルカード 売上・利益を伸ばす三者三様のデータ・AI活用 ほか充実のブレイクアウトセッションを紹介【ダイレクトアジェンダ2026 参加企業募集中】
 直販・通販事業に携わるマーケターが集うカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2026」(主催:ナノベーション)が 3月17~19日、熊本市中央区のホテル日航熊本で開催される。

 今回で節目の10回目を迎えるダイレクトアジェンダのテーマは、「Profitable Trust ― In the Age of AI 利益を生み、新規顧客を呼び込む『信頼』のつくり方」。

 AIをはじめとしたテクノロジーの進化を背景に、直販・通販ビジネスやダイレクトマーケティングを今後どのように発展させていくべきかを議論するとともに、参加するマーケター同士のネットワーキングを深める。

 本稿では、多彩な公式セッションの中から、テーマを絞って議論するブレイクアウトセッションを紹介する。
ダイレクトアジェンダ2026 公式サイトは、こちら
 

再春館製薬所・ヒマラヤに学ぶ、高度化するCRM戦略の最前線


「CRM」に関するブレイクアウトセッションには、再春館製薬所 ドモホルンリンクル事業部 副事業部長 戦略支援グループの松嶋大和氏、ヒマラヤ マーケティングEC統括本部 本部長の小田竜介氏が登壇する。

 セッションのテーマは「心理的・行動的 両面のロイヤルティを高める、高度化するCRM戦略の最前線」。

 基礎化粧品ブランド「ドモホルンリンクル」で知られる再春館製薬所は、顧客一人ひとりの肌に向き合うコミュニケーションによって94%という脅威のリピート率(年間の累計購入回数3回以上)を達成していることに加え、顧客全体の63%が10年以上継続的に利用しているという。一方、スポーツ・アウトドア用品チェーンのヒマラヤは、EC事業の拡大を成長戦略の柱とし、将来的にEC売上300億円を視野に入れている。顧客にとって魅力的なメンバーシッププログラムの構築や、会員データを活用したリアル店舗とECの連携強化を通じて、顧客体験の向上を目指したOMOの推進に取り組んでいる。

 ブランドに対する愛着や信頼といった心理的ロイヤルティを醸成するだけでなく、それを高い精度でリピート購入、他者への推奨、SNSでの発信といった具体的な行動に繋げていくには、どのような取り組みが必要なのか。

 データはもちろんのこと、AIをはじめとするテクノロジー、MAなどのツールを適切に活用した、深い顧客理解や、高精度なハイパーパーソナライゼーション、ハイタッチとテックタッチを組み合わせた効果的なカスタマージャーニー設計・・・顧客一人ひとりとどのような関係性を築き、どのような成果につなげていくかは、経営戦略そのものと言える。

 本セッションでは、設計思想から運用プロセスまで、事業成長につながるこれからの時代のCRMのあり方について考える。
 
松嶋 大和氏
株式会社再春館製薬所
ドモホルンリンクル事業部/副事業部長/戦略支援グループ

アパレルメーカーにて営業、その後商社にて人事経験を経て、2015年に再春館製薬所へ中途入社。
プロダクトブランドであるドモホルンリンクル事業において、リアル店舗の店舗開発やイベント企画と運営を行い、17年よりマス、デジタル広告を起用したリスト獲得から新規顧客獲得までのCRM領域におけるマーケティング活動に従事。その後、経営企画領域における既存/新規事業開発部門でマネージャーを経て、アクイジション領域の責任者を2年経験。
現在はアクイジション・リテンション領域横断でファンマーケティングの浸透活性化の任を追いつつ、事業部内戦略支援グループの責任者。
 
小田 竜介氏
株式会社ヒマラヤ
マーケティングEC統括本部 本部長

1997年に博報堂入社。自動車・日用品・食品分野の大手メーカーのマーケティングを担当し、中国、マレーシアでの海外駐在を経験。博報堂マレーシア社長、国責任者(マレーシア)を歴任したのち、2025年にヒマラヤ入社。マーケティングEC統括本部長として、店舗とECを横断した顧客体験の向上に取り組んでいる。
マーケティング効果を表彰する唯一の国際賞「エフィー賞」アジア太平洋審査員(2024年、2025年)。

※セッションの登壇者は追加され次第、随時更新していきます。
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ミツカン・江崎グリコ・ミズノが「UX改善」を徹底議論


「UX改善」に関するブレイクアウトセッションには、ミツカン 執行役員 コミュニケーション本部の林太郎氏、ミズノ eコマース営業部 部長 伊藤氏が登壇。モデレーターは江崎グリコ デジタル推進部長(部門長)の武子弘司氏が務める。

 セッションのテーマは「顧客の『モーメント』を逃さない 便利に・気分良く・納得して買える購買体験のつくり方」。

 ミツカンは2024年に発酵性食物繊維に着目したD2Cブランド「Fibee(ファイビー)」をスタートし、ファンコミュニティ「Fibee腸内会」を通して顧客と直接的な関係を築き、継続購入を促すことに成功している。一方、江崎グリコはデータを活用して顧客理解を深め、商品開発や提供に生かすことでブランド価値を向上させている。

 消費者が商品・サービスやブランドに関心を持ったタイミング、あるいは必要になったタイミングに、いかに便利に・気分良く・納得して買える場を提供できるか。消費者がオンライン/オフラインをシームレスに行き来する現在のメディア環境の中では、非常に重要なことだ。

 自社EC、ECモール、ソーシャルコマース、リアル店舗など、買いたいときに買いたい場所で買える状態を用意しておくこと。商品閲覧、カート、フォーム入力、決済といったあらゆる機能が、ユーザーにとってストレスにならないようにすること。よりユーザーが選びやすく、気分が上がる購買の環境や文脈をつくること。本セッションでは、販売チャネルやメディアの選択だけでなく、一連の購買体験のアクセシビリティやユーザービリティ、そして顧客満足度をいかに高めていくかを考える。
 
林 太郎氏
株式会社ミツカン
執行役員 コミュニケーション本部

広告代理店勤務を経て、2003年からウォルトディズニージャパン、カプコンにて、デジタル領域を中心にメディア、ゲーム、映像配信、モバイルビジネス他に従事。事業統括やマーケティング統括等を担当後、2021年7月にミツカン入社。コミュニケーション本部にて、広告や自社メディア、SNS、PR・広報、CRM、コミュニティ運営ミュージアムやD2C事業・ダイレクトマーケティングを統括し、各接点を束ねるプラットフォーム構想ほか、生活者とのエンゲージメントと共感を高める活動を推進中。


【モデレーター】
 
武子 弘司氏
江崎グリコ株式会社
デジタル推進部長(部門長)

トイレタリーメーカー入社後、営業・事業企画・商品開発・CRM等のマーケティング全般を経験。 その後eコマース、流通開発、先端技術戦略室の部長を歴任したのち、2019年に江崎グリコに入社。デジタルコミュニケーショングループ長兼経営企画担当部長を経て、2022年12月デジタル推進部長に着任。

※セッションの登壇者は追加され次第、随時更新する。
ダイレクトアジェンダ2026 公式サイトは、こちら  

ダイレクトアジェンダ2026 開催概要

 
名称
ダイレクトアジェンダ2026
日時
2026年3月17日(火) - 3月19日(木)<2泊3日>
会場
ホテル日航熊本
〒860-8536 熊本市中央区上通町2-1
参加者
合計300名(通販事業主150名、パートナー150名)
参加方法
ブランド枠(無料・審査あり)
プレミアムブランド枠(180,000円・税込198,000円)
パートナー枠(490,000円・税込539,000円)
主催
株式会社ナノベーション
特別協力
アジェンダノート(AGENDA Note.)

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