マーケティングアジェンダ2026 #17
業界の常識が、音を立てて、ギシギシと変化しているーマーケティングアジェンダ沖縄2026参加レポート【前編】
2026/06/19
AI時代に重要性が増す「リベラルアーツ」
もちろん、キーノートもどれも大変に勉強になったのですが、ここでは気になった話題をひとつだけ取り上げさせてください。
初日のキーノートセッション#1で取り上げられていた「マーケター進化論とリベラルアーツの関連」についてです。AIの時代には、リベラルアーツの重要性が増す、ということは最近他でもよく耳にすることです。これはその通りだと思います。

筆者の言い方で言えば、専門知(マーケティング知識とかデジタル知識とか業界知識とか)に加えて、教養知(哲学・文学・歴史学などを基礎としたリベラルアーツ)の能力が必要になる、ということです。
ここで注意すべきことは、教養知(リベラルアーツ)の力というのは、哲学単体の知識でも文学単体の知識でも歴史学単体の知識でもないということです。そうした学問の基礎知識に基づきながらも、物事を横断的に・俯瞰的に見て判断を下していく能力だと思います。
セッションでモデレーターを務めた富永朋信さん(Preferred Networks)が、確か「眼鏡を自由自在にかけ替えて物事を見る」ということだと語っていたと記憶していますが、まさにそういうことでしょう。
さて、このようにメインのコンテンツだけでも大変に勉強になったのですが、後編ではその他の、たとえばネットワーキングであったり、若手クリエイターの「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ」への挑戦であったりを主に取り上げようと思います。ご期待ください。
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