マーケティングアジェンダ2026 #23
執念のグランプリにつながった、深夜の企画変更 ー ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026 体験記【グランプリ受賞 伊藤忠インタラクティブチーム】
2026/07/15
2026年6月、毎年恒例の若手クリエイター向け企画コンペティション「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ(YCA)2026」が沖縄で開催されました。日本最大級のマーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ」のプログラムのひとつとして、6月2日から4日の2泊3日で行われました。
参考:グランプリ受賞は伊藤忠インタラクティブチーム ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026結果発表
激戦の末、見事受賞に至ったグランプリ1チーム・ゴールド2チーム・シルバー2チームの計5チームに、YCA2026の体験を振り返っていただきます。
本記事の執筆者は、グランプリを受賞した伊藤忠インタラクティブ パズル事業部 ディレクターの高井 佑輔氏とデザイナーの中村はづき氏。過去最多 55チーム110人のエントリーがあったYCA2026の頂点に輝いた2人が、ハイネケン・ジャパンの課題に挑み、審査員から高い評価を得た企画アイデアに辿り着いた軌跡をレポートします。
参考:グランプリ受賞は伊藤忠インタラクティブチーム ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026結果発表
激戦の末、見事受賞に至ったグランプリ1チーム・ゴールド2チーム・シルバー2チームの計5チームに、YCA2026の体験を振り返っていただきます。
本記事の執筆者は、グランプリを受賞した伊藤忠インタラクティブ パズル事業部 ディレクターの高井 佑輔氏とデザイナーの中村はづき氏。過去最多 55チーム110人のエントリーがあったYCA2026の頂点に輝いた2人が、ハイネケン・ジャパンの課題に挑み、審査員から高い評価を得た企画アイデアに辿り着いた軌跡をレポートします。
4回目のヤング・クリエイティブ・アジェンダ参加
伊藤忠インタラクティブ パズル事業部 ディレクターの高井とデザイナーの中村です。
私たちは元々、パズルという会社でWEB、映像、イベント、グラフィックと様々な広告やコンテンツを制作してきました。
今は伊藤忠インタラクティブのパズル事業部として、今までと変わらず幅広い領域のクリエイティブを制作しています。
高井は、映像・WEB・イベントなどのデジタルコンテンツ全般のプランニング、ディレクション、プロデュースを得意領域としています。アウトプットの幅の広さを活かし、クライアントの課題に対して様々な企画や領域を横断したアイデアを提案できるよう意識しています。

高井 佑輔
1991年生まれ、岐阜県出身。2014年パズルに入社。
映像制作やデジタルコンテンツの企画に携わりキャリアをスタートさせる。
プランニングからディレクションまで多岐に渡り活躍。
2020年からディレクター/プランナー/プロデューサーとして働く。
1991年生まれ、岐阜県出身。2014年パズルに入社。
映像制作やデジタルコンテンツの企画に携わりキャリアをスタートさせる。
プランニングからディレクションまで多岐に渡り活躍。
2020年からディレクター/プランナー/プロデューサーとして働く。
中村はデザイナーとしてデジタルコンテンツ、グラフィック制作など、携わる業務は多岐に渡ります。その中でも、得意領域は、UIを意識したWEBのデザインです。
最近のお仕事で、ヱビスビールのコーポレートサイトをデザインしました。
今回のお題もハイネケンで、「ビール」のことをよく考える毎日でしたが、実はお酒があまり強くなくて、乾杯のビールに憧れを抱いています。

中村はづき
1992年生まれ、福岡県出身。2021年パズルに入社。
デジタル領域のデザインを得意とし、コーポレートサイト制作を中心に実務経験を積む。
LP・映像・デジタルコンテンツなど多様な媒体のデザインにも携わり、幅を広げている。
1992年生まれ、福岡県出身。2021年パズルに入社。
デジタル領域のデザインを得意とし、コーポレートサイト制作を中心に実務経験を積む。
LP・映像・デジタルコンテンツなど多様な媒体のデザインにも携わり、幅を広げている。
実は高井はヤング・クリエイティブ・アジェンダ4回目、中村は3回目の参加と、おそらくクリエイターの中で最多出場なのではないかと思います。笑
元々2022年に高井が株式会社ワンパクでデザイナーをしている川上さんとチームを組んで参加して優秀賞をいただいたのをきっかけに、最優秀賞を目指して中村と2人で2023年・2024年に参加したのですが、結果は惨敗。
2025年は参加を見送ったのですが、今年から予選があるということと、高井が年齢制限ギリギリだったこともあり……「高井・中村ペアでは最後の挑戦」という気持ちで参加しました。
結果、4年越しにグランプリをいただくことができて感無量です。
予選ができたことによって、まずはデータで提出して審査となるので、参加ハードルは下がったような気もしました。
というのも、いきなり沖縄に行って3日間で企画~提案するとなると、「会社にいい報告ができるように!」とか、「結果を残さなければ・・・」という気持ちになり、力みすぎる感覚が以前参加した際は少なからずあったのですが、まず予選通過したことで、いい意味でリラックスして純粋に本選に臨めました。
【会期前】リサーチとハイネケン縛り
真っ先に始めたのは、過去事例集めです。
ハイネケンは海外アワードの常連のイメージがあったので、まずはそこの勉強を改めて始めながら、その他のビールブランドや飲料系の施策を中心に事例集めをしました。
ハイネケンでどんなプロモーションをしたら面白いかなどをぼんやり考えてみたりもしていたのですが、課題は当日にならないとわからないので、あまり事前に考えすぎて凝り固まらないように、あえて2人でブレストはしませんでした。
その他には、高井はお酒好き&ビール党で、中村はお酒苦手&ビールはあまり飲まない派だったので、それぞれの視点でハイネケンと向き合ってみて、当日ブレストできるようにしていました。
高井は個人的に居酒屋やお酒が出る場所でハイネケンを見つけたら必ずハイネケンを注文する「ハイネケン縛り」をしていました。それが、企画に活きたかは不明です。笑
【1日目】スーパー巡りと懇親会
1日目はお昼くらいに沖縄に着き、会場で受付をしたのち、同じく参加していたENJIN TOKYOの2人と一緒に会場近くの食堂で沖縄料理を食べながら、事前にどんなことを準備したか、どんな課題を予想しているかなどを話しながら、課題発表までの時間を過ごしました。
世代の近いクリエイターと仲良くなれるのも、ヤング・クリエイティブ・アジェンダの醍醐味かなと思います。

課題が発表された後は、お題が「Off-Tradeでの購入を促進するマーケティング施策」だったこともあり、ホテル近くのスーパーを散歩がてら歩いて周ることにしました。
大誤算だったのは、沖縄はオリオンビールが圧倒的に強いこと。どのスーパーも棚の半分以上がオリオンビールで埋まっていて、海外ビールを置いているお店が少なかったのです。結果的に、5軒スーパーを周って遭遇できたのは、瓶1本・缶1缶のハイネケン。
見つけたハイネケンはとりあえずゲットし、歩き疲れてヘトヘトになりながらホテルへ戻ることに。リテールの棚を獲得することの難しさを実感しました。

夜は、クリエイターと審査員の懇親会へ参加し、ハイネケンを全然ゲットできなかった体験から、リテールの話や棚の獲得をどう考えるかなど、審査員の方々に質問をしました。
企画を考えることに時間を割きたくて、懇親会への参加を迷っていたのですが、実際に企画を考え始めると、懇親会での話がかなり参考になり、様々な人と交流して話を聞くことの重要性を改めて感じました。
次回参加される方、もし懇親会があれば参加されることをおすすめします。

1日目の夜に行われた懇親会




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