マーケティングアジェンダ2026 #26
アート&コピーで話して、話して、話して勝ち取ったゴールド ー ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026 体験記【ゴールド受賞 FIELD MANAGEMENT EXPANDチーム】
2026/07/31
提案書の完成は締切1時間前 完徹で迎えたプレゼン
1日目、課題発表。我々の予想は当たり前のようにハズれ、「量販店でハイネケンを買ってもらう施策」でした。
最初は、コンビニのイートインスペースを活用して、「持ち込み酒場 ハイネ軒開店」みたいな企画を考えていたのですが、フィジビリティ(実現可能性)に無理がありすぎるのでボツにしたところで、1日目が終了しました。
2日目、とりあえず近くのスーパーを回って実地調査しながら、買ったビールを片手に飲みながら沖縄の街をぶらぶら歩いて、ただただずっと喋っていました。スマホにたまにメモはしますが、ひたすら会話、会話、会話。
あっという間に気づけば夕方。海でも見ますか、と現実逃避しながら海岸に行くと、ちょうどマジックアワー。THEピンク色の空と海。隣では地元のおっちゃんが三線を弾いていて、できすぎだろと思うくらい最高の沖縄体験でした。
夢心地も束の間、企画ができてない現実に引き戻されます。「21時までは企画を粘ってみよう」と一応の締切を決めて、そこからまたずーっと話す。
21時が近づいてくる。そろそろ決めないとなーと思ってると、星のニキビパッチが可愛くて韓国で流行っているという話と、沖縄に来る前にメモしていたアルコールパッチの話がガチっと繋がる瞬間がありました。
ただアルコールパッチを配るんじゃなくて自己表現ツールにすれば楽しくなるじゃん!
初めてのビール=ハイネケンにすれば、飲む理由をつくれそう!
ハイネケンはSTARだから、「STARter BEER」って名付けよう!
若者が共感してくれて、ちょっとY2K感がある感じがいいよね!
だったらビジュアルはこうで、コピーはこうだよね!
ひとつがハマると、怒涛のようにアイデアが出てきました。そこから夜通しカンプと資料づくり。完成したのは翌朝の8時でした。提出締切の1時間前です。
3日目、ほぼ完徹で迎えた審査会でのプレゼン。資料づくりがギリギリすぎて、プレゼンの練習にはほとんど時間が使えず。独り言で時間を計っていると3分ちょうどくらいで、まあなんとかなるかと思っていたのですが、見積もりが甘すぎました。
審査員を前にすると、皆さんもちろん真剣で、空気も重い。ど緊張。ヤバい!と思う間もなく最後のページに差し掛かったところであっという間にタイムオーバー。話し切ることができぬまま終了のベルが鳴る。「終わった…」と思いました。

結果の発表まで、少し時間もあったので、近くの食堂でヤケ酒を煽りながら2人で反省会。「ま、結果はどうあれ、この2人っぽい企画にはなったから良いか!!」と徹夜明けに酒を入れたせいか、妙なポジティブさを発揮して特に反省することなく終わりました。
そのあと結果発表。予想に反して最終の5組に残れて大喜びしながら、「どうしよう、酒飲んじゃったよ…」と岩井さんと目を合わせました。このあと、400人のマーケターの前でプレゼンです。さっきの失敗は2度とするまいと、超早口でなんとか3分ちょうどに収めることができました。

そして、運命の結果発表。なんとかゴールドを獲ることができました。発表の瞬間は、賞を獲れたこと、でもグランプリは逃したこと、周りのチームの企画もみんな面白かったこと、この3日間の苦労したことなんかがぐちゃぐちゃになって、よくわからない感情でした。

ようやく実感が持てたのは発表の後。プレゼンを聞いてくださっていた、たくさんのマーケターの皆さまから声をかけてもらえた時でした。
「あなたたちのプレゼンが一番好きでした!」と言ってくださる人が、ありがたいことに何人もいてくださったのがとても嬉しかったです。そこで初めて、自分の中で大きな成功体験になった気がします。
会社としてもこのコンペに協賛している中で、社員が受賞したことをみんな喜んでくれて、あぁよかったなぁと胸を撫で下ろしたのを今でも覚えています。
マーケターとの新しいつながり、新しい仕事のきっかけも得られた
アート&コピーでとにかく話し続けることの大切さ。
お互いが心から良いと思えない限りはいいアイデアじゃないということ。
戦略からアウトプットまで全部やり切ることで、人の心は動かせるんだということ。
それが学べたことが何よりも大きかったです。おかげさまで今回のプレゼンがきっかけで、実際のお仕事にお声がけいただく機会もありました。まだ実施までは至っていませんが、マーケターの方たちと新しいつながりができたのは本当に良かったです。
ゴールドのメッキが剥がれないよう、これからもたくさんの企画を世に送り出して、頑張りたいと思います。改めまして、参加して本当に良かったと思います。この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
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