マーケティングアジェンダ2026 #27
ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026 副賞贈呈式&審査講評会を開催 グランプリの分かれ目は「総合力の高さ」
2026/09/14
僅差だったグランプリとゴールドの選出
35歳以下の若手クリエイターが企画アイデアを競い合うコンペティション「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026」(FIELD MANAGEMENT EXPAND協賛)。今年6月、沖縄で開催された「マーケティングアジェンダ2026」内で行われた本選の結果を受け、受賞チームへの副賞贈呈式と審査講評会が8月26日、ナノベーション ラウンジ(東京都内)で行われた。
参考記事:
グランプリ受賞は伊藤忠インタラクティブチーム
ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026結果発表
今年は課題提供企業がミツカン(予選)とハイネケン・ジャパン(本選)の2社体制となり、初めて実施された予選には55チーム110人がエントリー。本選に進んだ10チームの中から、グランプリ1チーム、ゴールド2チーム、シルバー2チームの計5チームへのトロフィーと副賞の授与が行われた。
審査に加わったカンロ 常務執行役員マーケティング本部長 内山 妙子氏は「点数にほとんど差がなく、ゴールドをなしにするかどうかという議論も出た」と振り返り、最終的には「総合力の高さ」が選出の分かれ目になったことを明かした。
審査員長を務めたリクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター/部長 Marketing Office CD / General Manager 萩原 幸也氏も、上位チームがいずれも僅差だったとした上で、「難易度の高いお題に真摯に向き合い、一定の答えを出せたかどうかで結果が決まった」と話した。
本選課題を提供したハイネケン・ジャパン マーケティング部 ディレクター 須田 伸氏は、グランプリ作品について「ブランドが持つ〝特別な体験〟というイメージを家庭での消費にどう結びつけるかという視点から高く評価できる」とコメントした。
「お題にどこまで忠実に応えるべきか」議論も
講評会には、予選で課題を提供したミツカンから、「味ぽん」のマーケティングおよびコミュニケーションを担当する小又美智氏、伊山裕人氏も出席。ミツカンのロングセラー商品「味ぽん」を「つけかけ調味料(=つける・かける用途)として第一想起No.1にするプロモーションアイデア」を競った予選を振り返り、実現可能性を意識した〝地に足のついた〟アイデアが多かった点を評価した。
会場では、お題(RFP)にどこまで忠実に応えるべきかをめぐる質疑も交わされ、審査員からは、外してはいけない核の部分さえ押さえていれば、大胆に絞り込んだ提案も評価の対象になるといった声が聞かれた。
講評会の終了後には懇親会が行われ、受賞チームや審査員、課題提供企業の担当者らが交流を深めた。




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